短歌を詠む科学者たち

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短歌を詠む科学者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393444184
  • NDC分類 402.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

科学者が小さな詩型に思いを託すとき言葉は不思議な輝きを放つ。折々に歌を詠み続けた7人の生涯をたどりその短歌と研究を紹介する。優れた科学者には素晴らしい歌人が数多く存在する。最先端の研究に従事する科学者が、千数百年も長らえてきた小さな詩型に自らの思いを載せるとき、言葉は不思議な輝きを放つ。折々に歌を詠み続けた、湯川秀樹、斎藤茂吉、柳澤桂子ら7人の科学者の生涯をたどりながら、その歌ごころと研究の歩み、両面に迫る。

松村 由利子[マツムラユリコ]
1960年福岡県生まれ。朝日新聞、毎日新聞で記者として20年余働いた後、2006年からフリーランスに。著書に『31文字のなかの科学』(NTT出版、科学ジャーナリスト賞)、『与謝野晶子』(中央公論新社、平塚らいてう賞)、『少年少女のための文学全集があったころ』(人文書院)など。歌集に『大女伝説』(短歌研究社、葛原妙子賞)、『耳ふたひら』(書肆侃侃房)など。

内容説明

科学の美、言葉の美。彼らの傍らには、いつも短歌があった。その歌ごころと研究の歩み、両面に迫る。

目次

第1章 理論物理学者の歌ごころ―湯川秀樹の場合
第2章 精神科医の日常の深みから―斎藤茂吉の場合
第3章 生命科学者を支えた歌―柳澤桂子の場合
第4章 物理の世界から科学ジャーナリストへ―石原純の場合
第5章 細胞のふるまいと歌の狭間に―永田和宏の場合
第6章 パリで詠み続けた女性物理学者―湯浅年子の場合
第7章 コンピュータの未来と短歌―坂井修一の場合

著者等紹介

松村由利子[マツムラユリコ]
1960年福岡県生まれ。朝日新聞、毎日新聞で記者として20年余働いた後、2006年からフリーランスに。著書に『31文字のなかの科学』(NTT出版、科学ジャーナリスト賞)、『与謝野晶子』(中央公論新社、平塚らいてう賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaoru

52
歌人でもある科学者7名を扱った著書。茂吉や湯川秀樹といったあまりにも有名な例ばかりでなく、ジャーナリストとしても活躍した石原純やパリで短歌を詠んだ湯浅とし子の人生を丹念に綴る。難病で長く苦しんだ柳澤桂子の著書を読んでみたいと思った。今も活躍中の永田和宏は河野裕子の夫としての側面が強調されがちだが、細胞生物学者として大きな業績を残している。科学と短歌を「同じ重さでやってきたというスタンスと、その時間の堆積」がかけがえのないものと思えたという永田の述懐に思いが籠る。東大教授の坂井修一はITの専門家として⇒ 2021/04/20

マカロニ マカロン

17
個人の感想です:B。科学者と短歌という意外な合わせ技がお見事な一冊。湯川秀樹さん、斎藤茂吉さん、石原純さんら7人の科学者が折々に詠む短歌が素晴らしい。湯川さんが原爆投下を知った時の「この星に人絶えはてし後の世の永夜清宵何の所為ぞや」は原子核を研究していた物理学者の一員として受けた衝撃の程が感じられる。斎藤茂吉さんは現代歌人で最も人気ある一人で歌は勿論素晴らしいのだが、逆に精神科医としてのヨーロッパ留学中のエピソードなどとても興味深い。戦後医師を辞め、歌人としての活動に専念した裏に何があったのか知りたかった2023/08/23

ミキ

6
その名の通り、科学者でありながら歌人でもあった7人の人物の功績と短歌を紹介した本。科学と文学は遠いものではないと私自身も感じていたので、大いに納得しそれぞれの歌集を手に入れたくなった。2017/05/03

ぴのたきのこ

5
永田和宏さんの短歌が好きなのですが、科学者としての歩みも知りたかったので! 思わず時計塔に呼びかけちゃう歌、とても好きです。2016/12/08

ぷくらむくら

4
科学者達の科学に向き合う姿勢と短歌への情熱(場合によっては相克を生む)が描かれたフィクション。挙げられた7名の物語はそれぞれ魅力的だが、特に永田和宏の夫婦愛、湯浅年子の研究に対する情熱に心を打たれた。2021/05/21

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