出版社内容情報
自衛隊、原発、満州などの評論で知られる著者による沖縄にまつわる初論考。映画好きのみならず、社会事情に関心ある読者に訴求力有。
ドキュメンタリー、動物映画、やくざ映画、はたまた恋愛ドラマ、『ウルトラマン』から『ひめゆりの塔』まで。スクリーン上に描写された沖縄を手がかりに、戦後日本、そして現代のありようを考える社会評論。貴重な図版多数。
【著者紹介】
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内容説明
『ひめゆりの塔』から『ウルトラマン』『沖縄やくざ戦争』まで。スクリーンに立ちあらわれる沖縄を手がかりに、戦後日本、現代を照射する社会批評。
目次
グラマ島のキノコ雲
真夏の十五夜の夢
ひめゆりの合唱
オキナワの少年は、どこへ行くか?
アシバーたちの戦争
クラゲ島の現代神話
オキナワは、どっちにある?
“アメリカ世”からの集団就職
金網の向こうに
徒手空拳のオキナワ〔ほか〕
著者等紹介
川村湊[カワムラミナト]
1951年北海道網走市生まれ。法政大学国際文化学部教授。1980年「異様なるものをめぐって―徒然草論」で群像新人文学賞を受賞し、文芸評論を開始。『南洋・樺太の日本文学』で平林たい子文学賞、『補陀落―観音信仰への旅』で伊藤整文学賞、『牛頭天王と蘇民将来伝説』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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