出版社内容情報
鍵和田 ?子[カギワダユウコ]
内容説明
師・草田男俳句への敬愛と共感。かみしめて味わいたい十七音の豊饒な世界。斯界の第一人者がきめこまかく読み解いた秀句の数々…。
目次
1 愛誦句鑑賞(万緑の中や吾子の歯生え初むる;蟾蜍長子家去る由もなし;〓(まい)瑰や今も沖には未来あり
むかうから皆迎へ灯の蛍火や
妻二タ夜あらず二タ夜の天の川 ほか)
2 草田男俳句の世界(『長子』および、それ以前の時代;『美田』以後の作品について;中村草田男の近業;草田男と父;LPレコード「中村草田男集」を聞いて ほか)
著者等紹介
鍵和田〓子[カギワダユウコ]
昭和7年2月21日、神奈川県生まれ。昭和29年お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒。在学中に句作を始める。昭和38年「萬緑」に入会、中村草田男に師事。昭和44年「萬緑」同人。昭和50年「萬緑賞」を受賞。昭和52年句集『未来図』により第一回俳人協会新人賞を受賞。昭和59年5月俳誌「未来図」を創刊、主宰。平成14年3月大磯鴫立庵第二十二世庵主。平成18年句集『胡蝶』により第四十五回俳人協会賞受賞。平成27年句集『涛無限』により第五十六回毎日芸術賞(文学2部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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