詩吟女子―センター街の真ん中で名詩を吟ずる

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393436462
  • NDC分類 768.9
  • Cコード C0092

出版社内容情報

大きな声を出すと、こころが晴れ渡る!江戸末期に広まった詩吟を四季折々の古典の名詩を通して実際に吟じて味わえる入門書。CD付。

【著者紹介】
1981年生まれ。詩吟八段師範。渋谷センター街にて「ナチュラル詩吟教室」主宰。全国吟詠コンクール決勝大会出場、日本詩吟学院岳風会独吟コンクール東京都知事賞受賞。柳家三三氏に舞台での詩吟を指導するなど、多角的に活躍。多摩美術大学卒。

内容説明

大きな声を出すと、心がすーっと晴れ渡る!老若男女、誰でもできる和のお稽古「詩吟」を注目の最年少女流師範がやさしく伝授。

目次

詩吟をより楽しむための10の質問
1月 正月―お正月に吟じたい和の心を感じる詩吟
2月 立春―春が待ち遠しくなるぽかぽか詩吟
3月 送別―送別会で涙を誘うサヨナラ詩吟
4月 花見―お花見を盛り上げるワイワイ詩吟
5月 五月病―五月病を吹き飛ばすパッション詩吟
6月 結婚―結婚式で吟じたいお祝い詩吟
7月 海―海に向かって吟じたい詩吟
8月 納涼―暑さも吹き飛ぶクールな詩吟
9月 月見―お月見をしながら吟じたいロマンチック詩吟〔ほか〕

著者等紹介

乙津理風[オツリフウ]
1981年生まれ。詩吟八段師範。渋谷センター街にて「ナチュラル詩吟教室」主宰。多摩美術大学卒。全国吟詠コンクール決勝大会出場、日本詩吟学院岳風会独吟コンクール東京都知事賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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袖崎いたる

6
詩吟への関心が生じたのは吉増剛造と、それから御徒町凧に由来する。前者は声による朗読のおこないの大切を教わり、後者からは声の良いということの問題点を教わったのよ。俺は声がいいらしい。この声の良さが問題だとは思わなかったけど、詩人としては大問題だってことに気づかされたのだ。俺は詩人でなければならん。……てことで、思い立ったのが声を作らないで地声を発する詩吟。詩吟は地声を鍛えるのに向いている。言うなれば、型に身体を押し込める西洋風のダンスではなく、自分の身体性と確かめてゆく日本流の踊りに近い。さあ、吟じようか!2021/05/07

残心

0
最近では詩吟についてのこういう本は皆無だし、この後に続けて読む本も無いように感じる。そういう意味では大変貴重な本なのかも。 この辺の敷居をもっと下げないと、詩吟はこのまま衰退する一方かもしれない。 この後に読むべき、漢詩、和歌などの解説と上達法を伝授してくれる本はもう出ないものだろうか・・・。2015/09/06

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