出版社内容情報
明治から歌い継がれてきた外国の「歌」の思い出を信州・千曲川の自然や生活に託してつづる名エッセイ。外国曲の旋律に込められた訳詞の中に日本人の心情と感性を読み解く。
内容説明
明治・大正から歌い継がれてきた外国の「歌」の思い出、「訳詞」の中に見る日本人の心の風景。信州・千曲川流域の自然・生活に思いを馳せつつ、イギリス・ドイツ・アメリカ・スペイン・フランス・イタリアの歌ごころと人々の生き方を訪ねる。
目次
序章 千曲川幻想曲
イギリス 思い出の愛唱歌
ドイツ 古典の名曲から
アメリカの旅情
南欧の風 スペイン
フランスのエスプリ
イタリアへのあこがれ
終章 千曲川旅情の歌
著者等紹介
由井龍三[ユイリュウゾウ]
1928年、長野県南佐久郡川上村に生まれる。法政大学文学部日本文学科卒業。法政大学第一高等学校において教育に従事。現在、主に教育問題を中心に研究と実践に携わる
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