出版社内容情報
お釈迦さまのメッセージを心豊かな詩とイラストとともに綴る。日常の喜びや気づきを丁寧にすくい上げた、“さとり”と人生の詩集。お釈迦さまのメッセージを心豊かな詩と葉祥明のイラストとともに綴る。くり返し読むたびに新たな気づきをもらえます。日常の喜びや気づきを丁寧にすくい上げた“さとり”と人生の詩集。
久保 克児[クボカツコ]
著・文・その他
葉 祥明[ヨウショウメイ]
イラスト
目次
ひとり歩けば
ザ『法華経』
少しだけ勇気を出して
心の中
依りどころ
鳥になる
自分
落葉松
こころ
「神力」の章〔ほか〕
著者等紹介
久保克児[クボカツコ]
1937年東京生まれ。東京女子大学文学部日本文学科卒。法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士。同博士課程修了。日本精神科学研究所理事長、在家仏教こころの会副会長、在家仏教こころの研究所客員研究員等を歴任。2016年3月逝去
葉祥明[ヨウショウメイ]
本名:葉山祥明。絵本作家・画家・詩人。1946年熊本市生まれ。創作絵本『ぼくのべんちにしろいとり』でデビュー。1990年、創作絵本『かぜとひょう』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。1991年、鎌倉市に「北鎌倉葉祥明美術館」、2002年に「葉祥明阿蘇高原絵本美術館」を開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
7
葉祥明さんの絵を求めて。法華経になじみはありませんが、熱心な信仰を捧げた久保克児さんの心から滲み出たことばの澄んだ美しさに、感じるところがあります。生きてゆく上でのさまざまな苦しみや悩みや疑問に向き合いながら、仏を信じつつ、答えを求めるべく精進した年月。人は一人では生きられないからこそ、周囲の人々との関係をより良きものに求めるのだろう。そこに久保さんの真面目さや、温かさが反映されている。2018/04/28
雨巫女。@新潮部
5
《私-図書館》在家信者さんの「法華経」を拠りどころにした詩集。日々、自分を見つめ、穏やかに過ごされていたんでしょうね。2018/05/02