内容説明
さまよう魂。湧き上がる言葉。孤独をたずさえ、居所を求め続けた、自由律俳句の鬼才の全貌。
目次
1 全句(一燈園時代;須磨寺時代;小浜時代;京都時代;小豆島時代 ほか)
2 新資料作品(短篇小説 夜汽車;書簡 放哉より木村緑平宛;俳談1 京都俳談会;俳談2 大阪俳談会;エッセイ 無量寿仏 ほか)
増補句
著者等紹介
尾崎放哉[オザキホウサイ]
1885~1926。鳥取県出身。一高、東大法学部卒業。保険会社に勤務し要職を得たが、やがて放浪生活に入る。晩年、香川県小豆島を安住の地として、独居。句作三昧ののち、大正15年4月7日没
伊藤完吾[イトウカンゴ]
1927年神奈川県に生れる。1949年旧制四高卒業。76年より層雲編集担当。現在、現代俳句協会会員。「層雲自由律」編集人
小玉石水[コダマセキスイ]
本名、利助。1926年神奈川県に生れる。1951年早稲田大学文学部卒業。現在、「層雲自由律」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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