出版社内容情報
戦後秀句Ⅰとは別に,俳壇戦後派の成果を集成。伝統派・社会派・前衛派等多彩な戦後俳句の中から,43の旗手を選びとって,現代文学との接点を明らかにする野心作。
内容説明
伝統派・社会派・前衛派等、多彩な俳壇戦後派の成果を集成。現代文学との接点を明らかにする野心作!日本人の感性の拠り所!俳壇の一流作家が鑑賞する名著の復刊。
目次
大野林火
細見綾子
安住敦
細谷源二
石塚友二
谷野予志
佐藤鬼房
石川桂郎
橋本鶏二
木下夕爾〔ほか〕
著者等紹介
平畑静塔[ヒラハタセイトウ]
1905~1997(明治38~平成9)。和歌山市生まれ。京大医学部卒。1932年(昭和7)、藤後左右、井上白文地らと『京大俳句』を創刊。1940年(昭和15)、京大俳句事件に連座、検挙される。戦後カトリックに入信。1948年(昭和23)『天狼』創刊とともに同人となり、西東三鬼らと山口誓子をたすけ、根源俳句を提唱、「俳人格説」を展開
正木ゆう子[マサキユウコ]
本名・笠原ゆう子。1952年(昭和27)、熊本市生まれ。お茶の水女子大卒。「沖」同人。読売新聞俳壇選者
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