出版社内容情報
芭蕉・蕪村・一茶を除いた江戸俳壇にも,庶民層の中に多数のすぐれた作家があった。それら二百余名の多くの埋もれた業績に光をあて,俳句数百年の伝統のもつ意味を明かす。
内容説明
芭蕉・蕪村・一茶を除いた江戸俳壇の中から二百余名の埋もれた作家に光をあて、俳句数百年の伝統の意味を明かす。俳壇の一流作家が鑑賞する名著の復刊。
目次
発生期の宗鑑・守武
貞門の人々
談林の人々
蕉門の人々
蕪村時代の人々
一茶時代の人々
天保期の人々
近世秀句の季題
著者等紹介
皆吉爽雨[ミナヨシソウウ]
1902~1983(明治35~昭和58)。福井県生まれ。本名大太郎。中学卒業後、大阪の住友電気に入社。高浜虚子に師事。1936年(大正11)、野村泊月らと『山茶花』を創刊。1945年(昭和20)、東京に移住。翌年、『雪解』を創刊、主宰
渡辺寛[ワタナベユタカ]
1942年(昭和17)、旧満州生まれ。埼玉大学卒業。『俳句』『野性時代』(角川書店)などの編集長を経て、現在、評論家
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