〈新版〉日本秀句
一茶秀句 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393434239
  • NDC分類 911.35
  • Cコード C0392

出版社内容情報

一茶ほど誤解されている俳人はない。民衆的というので持ち上げられ,卑俗というので非難された。俳人一茶の本当の姿は,本書によってはじめて明らかにされたと言えよう。

内容説明

一茶ほど誤解されている俳人はない。ゆがめられた一茶の真価を、重厚、綿密な批評眼によってはじめて明らかにする。

目次

出発―一七六三~八八
寛政年代―一七八九~一八〇〇
享和年代―一八〇一~〇三
文化年代前期―一八〇四~一二
文化年代後期―一八一三~一七
文政年代前期―一八一八~二二
文政年代後期―一八二三~二七

著者等紹介

加藤楸邨[カトウシュウソン]
1905~1993。東京生まれ。文理大卒。1931年『馬酔木』に入り、秋桜子に師事。1940年『寒雷』を創刊、主宰。草田男、波郷らとともに「人間探究」を標榜して、現代俳句に新しい進路を切り拓いた。芭蕉研究に作家的立場から傾倒

長谷川櫂[ハセガワカイ]
1954年、熊本県生まれ。東大法学部卒。「古志」主宰。朝日新聞俳壇選者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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榊原 香織

79
”夏山や 一足づつに 海見ゆる” これからの季節にピッタリですね。 年代順に一茶の句を解説。 芭蕉に追随する気持ちがとても強いんだな、特に若い時の作。 我の強さ、俗臭もあれど、中にきらりと光るものがある。特に動物の句が好きです。2021/06/05

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