出版社内容情報
幸徳・大逆事件の弁護士として有名な平出修の新発見の作品や文献資料を網羅し、詳細な年譜・作品年表や解題を付した待望の第四巻。
富国強兵の風潮の中で明治政府によってなかばでっち上げられた幸徳・大逆事件。この事件の弁護士として有名な平出修の新発見の作品をはじめとした文献資料を網羅し、詳細な年譜・作品年表や解題を付した待望の第四巻。
【著者紹介】
明治11(1878)年、新潟県に生まれる。幸徳事件(大逆事件)の弁護士として著名であるが、小説家、歌人、俳人、文学評論家としても活躍した。その影響は後世に及んで大なるものがある。大正3(1914)年逝去。享年37。
目次
千代尼の俳句(東北日報)
木の芽十句合(東北日報)
文章課題「画につきて」(ホトトギス)
某に答ふる書(新俳句に就いて)(東北日報)
某に答ふる書(新俳句に就いて)承前(東北日報)
土曜会/嚶々会 連合三句合(東北日報)
和歌の用語を論ず(新潟新聞)
「迦具土」を介す(新潟新聞)
歌壇漫言(若菜舟)
老いたる人(白虹)〔ほか〕