内容説明
ブラウン神父シリーズで知られる鬼才が、傑作『木曜日の男』と同時期に発表したエッセイ。現実を見つめなおすとき、常に読み返されてきた、不朽の名著。
目次
1 本書以外のあらゆる物のための弁明
2 脳病院からの出発
3 思想の自殺
4 おとぎの国の倫理学
5 世界の旗
6 キリスト教の逆説
7 永遠の革命
8 正統のロマンス
9 権威と冒険
著者等紹介
チェスタトン,ギルバート・キース[チェスタトン,ギルバートキース][Chesterton,Gilbert Keith]
1874‐1936。ロンドン生まれ。小説家、批評家、詩人、ジャーナリスト、カトリック主義者。軽妙洒脱な文体、達意の警句、逆説の発想などを縦横に駆使して、文芸、社会、政治、宗教、美術とあらゆる分野において、鋭利な批評に健筆をふるう。日本では推理小説「ブラウン神父」ものの作者としてあまりに有名
安西徹雄[アンザイテツオ]
1933‐2008.松山市生まれ。上智大学大学院修了。同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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