出版社内容情報
詩人で画家のブレイクの思想と美をヨーロッパ精神史上に位置づけた論考。文壇の名声を高めた出世作『ブラウニング』は,漱石によって本邦初紹介された一冊として有名。
内容説明
詩人、画家である〈ブレイク〉の神秘主義と狂気をとらえ、その思想と芸術に肉迫した刺激的論考と、〈チェスタトン〉自身との気質的酷似性によって、詩人〈ブラウニング〉をみごとに照射し、文壇の名声を一挙に高めた出世作。
目次
ウイリアム・ブレイク
ロバート・ブラウニング(ブラウニングの青少年時代;初期の作品;ブラウニングと結婚;イタリアのブラウニング;後年のブラウニング;文芸家ブラウニング;『指輪と本』;ブラウニングの哲学)