子どもごころ―幼児が生きている豊かな時間

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393373231
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C0037

出版社内容情報

家でもない学校でもない場所で子供がいかに育つのか。遊びを中心とした保育の先駆者が、親の知らない「子供時間」をつぶさに描く。

内容説明

ちょっと踏みとどまって子どもごころをのぞいてみると、彼らも自分の気持ちをうまく言い表せないもどかしさに苦しんでいることがわかる。それがわかると、愛おしくて抱きしめたくなる。“子ども”というおかしな生きものその生態にこっそり迫る。

目次

プロローグ 子どもごころが知りたくて
1章 子どもは願う
2章 子どもは遊ぶ
3章 子どもは感じる
4章 子どもはひらく
5章 子どもは出会う
6章 子どもは巣立つ
芙蓉園物語―子ども今昔
エピローグ 「幼稚園」と「ホスピス」
おわりに―傍らにいる大人として

著者等紹介

河邉貴子[カワベタカコ]
1957年、東京生まれ。聖心女子大学文学部教育学科助教授。東京学芸大学教育学部教育学研究科修士課程修了。公立幼稚園にて12年間教諭として保育に携わったのち、東京都立教育研究所、立教女学院短期大学助教授・同附属幼児教育研究所天使園園長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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LACI

3
河邉さんの子どもを見る目が大好きです。そして何気ない保育の一コマが手に取るように描かれ温かさが伝わってきました。こんな素敵な先生に出会えた子ども達は幸せです。2012/09/13

雪桜

0
子どもへの想いが伝わる暖かくて優しさの詰まった本でした。現場に立たれた方の本だから、たくさんのことを学べるので本当に読んで良かったです。幼児教育の楽しさを再確認できて、もっと幼児教育を学びたくなりました。河邉さんは何事も素直に受け入れていて、自分の間違いもしっかり認めて書かれているのがすごいなって思いました。それってすごく大事だと思う。大人からすれば、なんでわかってくれないのって子どもに思うこともあるかもしれないけれど、子ども時代を体験したことのある大人よりも子どもの方がよっぽどそう思っているんだろうな。2020/01/09

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