不登校・引きこもりをなくすために―いま私たちにできること

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393373187
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

出版社内容情報

いま百二十万人を超す不登校・引きこもり。わが子をそうしないためには親はどうすればよいのか。三千以上の症例を扱った精神科医の森下氏が子育ての秘訣を熱く語る。

内容説明

全国で120万人を超え、年々増え続ける不登校・引きこもり。子どもたちをそうしないためには、大人たちは今、何をすればよいのか?この問題の第一人者で、精神科医の森下一氏がその答えを熱く語る。

目次

第1部 今、大人のできること(不登校児に教えられたこと―父母との再会;悩みの淵に立って―「鎌倉TERAKOYA」構想;魂の再生―自立への道)
第2部 引きこもり経験者が語る―自分の選んだ道を行く(社会的引きこもり;不登校と摂食障害;親の立場から 親は子どもからのメッセージをどう受け止めるか―教師三〇年目の反省)
第3部 鎌倉TERAKOYA2003(鎌倉TERAKOYA2003とは?;TERAKOYAを鎌倉に創る)

著者等紹介

森下一[モリシタハジメ]
1941年、愛知県生まれ。精神科医(森下神経内科診療所)。京都大学医学部卒業。82年から本格的に不登校児・社会的引きこもりに取り組み、不登校児のためのフリースクール「京口スコラ」を開設。さらに、89年に生野学園高等学校を開校。その活動と功績に対し98年、吉川英治文化賞を受賞

池田雅之[イケダマサユキ]
1946年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学社会科学部教授。同国際言語文化研究所所長。比較文学・比較文化論専攻。ミュージカル『キャッツ』(ちくま文庫)や小泉八雲の翻訳家として著名

正木晃[マサキアキラ]
1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。現在、早稲田大学非常勤講師。専門は宗教学だが、不登校・引きこもり問題や精神医学的領域でも活動している
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感想・レビュー

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hiropon

1
前半は筆者の活動体験を、後半は筆者に影響されて引きこもりを抜け出した2人と、筆者の活動に協力した1人の語った内容が書いてある。引きこもるメカニズムみたいなもの(どんな人が引きこもりやすいのか)は掴めてきた。しかし、自分がクリスチャンなのもあって、最後の提案は宗教色が強すぎて超宗教的といっても賛同し難い。2010/12/07

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