出版社内容情報
「自分」がどんどん好きになる! 豊かな人間関係、創造的・精神的な人生を生きたい人のための28のエクササイズ。待望の復刊!
内容説明
「自分」がどんどん好きになる!他人からみた「自分」ではなく、自分自身がどう思い、どう感じるのか。豊かな人間関係、創造的・精神的な人生を生きたい人のための28のエクササイズ。
目次
第1章 自己評価の重要性
第2章 自己イメージが運命をつくる
第3章 意識的に生きる
第4章 自己を受け容れる
第5章 罪悪感から自由になる
第6章 子どもの自己を統合する
第7章 責任をもって生きる
第8章 真実に生きる
第9章 相手の自己評価を育てる
第10章 自己評価と利己心
第11章 まとめ:自己評価の強大な影響力
著者等紹介
ブランデン,ナサニエル[ブランデン,ナサニエル] [Branden,Nathaniel]
臨床心理学者。米国カリフォルニア州ロサンジェルス、ブランデン・セルフ・エスティーム研究所所長。自己評価(セルフ・エスティーム)の心理学的研究の先駆者
手塚郁恵[テズカイクエ]
1936年生まれ。セラピスト(フィールド・クリエイター)、翻訳家、著述家。NPO法人マイセラ・ジャパン理事長。津田塾大学英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mackane
10
自信といっても、プライドや見栄みたいなものではなく、ありのままの自分を受け容れ、感じたこと、考えたことに正直に向き合い、それをもとに行動することで、自分に対する自分自身からの評価を高めていくというもの。プライドや見栄みたいなものは、自分を欺いていることになるので、自分を傷つけ、自分は自分の中でどんどん孤立していく。本書では、自分を大切にし尊重し、自分が自分の生を生きるための訓練ができる。自分の中の子供の頃の自分を見、その子の訴えをきき、抱きしめてあげることで、自分の統合感が高まったりする。勉強になった。2014/09/04
K.H.
8
本書で語られている「自信」の基礎は、自分を責めず、それでいて誰かのせいにすることなく、責任を持って生きること。読んでいる分には言うは易しだけど行うは…と思ってしまう。そこで登場するのが「エクササイズ」。大体が文章完成法とイメージトレーニング的なもの。後者には例えば、子供の頃の自分を抱きしめるというものがある。過去の自分を許して受け入れるわけだけど、わたしを含めて多くの読者はたぶんそれ以前に、自信を持てない過去の原因を特定することができない気がする。文章完成法に真面目に取り組めば見えてくるのだろうか。2022/11/07
ケルトリ
3
エクササイズを通して実戦できる、とのことだったが、海外本特有の文体? もあってか、自分には読みにくく感じてしまった。 自分には「嫌われる勇気」の方が合っていると思った。2019/08/10
ユウコ
1
エクササイズを真剣にやれば(疲れる作業なので数ヶ月かかった)、自分の本当の心情がどんどん分かってくるので凄い。 今迄見ないように、やらないように、と無意識に避けてる行動を認識して受け入れると、その後の気持ちや行動に驚くほど変化がありました。 自分自身で気づける術をこんなに簡単に導けるなんて。 過去に心理カウンセリングを5年間、3人の先生から受けたことがあるけど、この本1冊丸々真剣に取り組む方がクオリティが確実に上。 本物のスペシャリストとはこういう事だと思う。 自分にとっては特別な本です。2021/12/07
kim
1
「ハーバードの人生を変える授業」の中で、自尊心や自信を高めるためにナサニエル・ブランデンの著書が紹介されており、購入する。エクササイズとして文章が途中で空欄になっており、その中を埋めることで自分自身のことを見つめる文章完成法が多くのっている。どうしてこのエクササイズが有効なのかという説明に納得することができず全てを試すことができなかった。2018/05/03