さよなら、お母さん―墓守娘が決断する時

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電書あり

さよなら、お母さん―墓守娘が決断する時

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2024年03月29日 05時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393366387
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0011

出版社内容情報

母娘本のブームを作ったベストセラー『母が重くてたまらない』から3年。本気で一歩を踏み出したい墓守娘に具体的な提言を試みる。

内容説明

墓守娘とは、過干渉の母親をもつ娘をさす造語。子どもの人生に口を出し、果ては「介護は当然」「将来は自分の墓を守れ」と言い募る母親がいることから名付けられた。―ベストセラー『母が重くてたまらない』の反響から生まれた、難問解決のための実践バイブル。気持の上での決別から関係断絶まで、様々な「さよなら」のかたちを提示。

目次

プロローグ 非常時にのぞく家族の現実(震災後の様相)
1 ある母娘の物語―カウンセリングの事例より(娘を取り戻したい―母親の視点;長いトンネルをぬけるまで―娘の視点;妻を守りたい―墓守娘の夫の視点 ほか)
2 からまった糸をほどいてゆくために(「よき母」はどのように生まれるのか;墓守娘はあきらめない;母であることから卒業するために ほか)

著者等紹介

信田さよ子[ノブタサヨコ]
1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室を経て1995年に原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、ドメスティック・バイオレンス、子どもの虐待などに悩む本人やその家族へのカウンセリングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

72
「ガジュマルとヤドリギ、いずれも植物だが、拘束する母娘の関係を如実に象徴するようだ」(本文)墓守娘たちが「母」を徹底的に解析する目的で著された本書は偶妄を「像を撫で」ることで「世間」と「ふつう」の黄金律を背骨に日本中の空気に瀰漫する言語化できない息苦しさにからめとられる。一個の自由意思を持った人間として生きることが母娘関係の前ではとてつもなく困難な道のりではある。しかしなんとなく思うが自分の人生を親のせいにしすぎるスタンスはどことなく気持ち悪い部分もある。2013/12/07

のんすけ

24
墓守娘、なんだか辛い響きです。自分もある意味そうだから。ただ作中に出てくるような親子関係ではなかったのが救い。子育てに夢中になり過ぎて子どもが自分の一部となってしまうと不幸だね。子どもの成長、親からの巣立ちを喜んで見送る母にならねば。2014/12/12

まいこ

22
架空の一組の母娘のケースが紹介され解説されているが、この母親の、悪気のなさ、自分のなさ、配偶者との終わってる感、それら自分の人生がうまくいってないことを母親をやることで埋めようとしている感じは、あまりにもよくありすぎて、読んでも何が問題なのか理解できない母親も多いだろうな。境界線がひけないのならペットで満足しておくのが無難だろうけど、「世間様」「常識」「普通」を好む人にはできない選択だろうな。 「自分の人生の負債を母であることで帳消しにしようとしていないだろうか」(193頁)。2015/03/09

G-dark

19
過干渉タイプの毒親がいる方におすすめの本。この本で紹介されているエピソードを通して、「自分の親がいかに異常か」を客観的に見るきっかけになります。ノリコ(母親)がカオリ(娘)の自立を妨げるために発した、「反対するのはね、カオリのためなの、すべてはカオリのためなんだから。〜(中略)カオリはママの宝物なのよ、どうして、どうしてなの……わかった、カオリはママを捨てる気なのね」(P58から抜粋)という言葉に、「わたしもこれ母親から言われたなぁ…」と苦々しい気持ちになりました。カオリに幸せになって欲しいです。2019/11/25

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

18
んー……すこしうちと家庭環境的なものが違って、前作ほど参考にならなかった…残念。でも明日母親が襲来するので、見せつけるように目立つとこに置いておこうと思う。2018/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4256294
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。