母性のゆくえ―「よき母」はどう語られるか

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393366325
  • NDC分類 152
  • Cコード C0036

内容説明

大反響をよんだベストセラー『母性という神話』から30年。エコロジー、完全母乳育児、母子密着を過剰にもてはやす現代の「自然回帰主義」は、母性の概念にどのような影響を与えているのだろうか。ふたたび「常識」を問いなおし、その先を切り開くための知的考察。

目次

静かなる変革
第1部 現況証明書(母性のジレンマ)
第2部 自然主義の攻撃(反動分子の聖なる同盟;母親たちよ、あなた方は子どもあっての存在なのです!;赤ちゃんは絶対君主)
第3部 重荷を背負いすぎて…(女性が望む姿の多様性;お腹のストライキ;フランス人の場合)

著者等紹介

バダンテール,エリザベート[バダンテール,エリザベート][Badinter,Elisabeth]
1944年生まれ。フランス啓蒙主義思想、フェミニズム、ジェンダー社会学に関する著書で世界的に知られる歴史家、哲学者

松永りえ[マツナガリエ]
1971年東京生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。仏語・英語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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