激情回路―人はなぜ「キレる」のか

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激情回路―人はなぜ「キレる」のか

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  • サイズ B6判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393365489
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0011

内容説明

穏やかな人が、突然キレて、暴力行為に及ぶことは珍しくない。導火線に火がついたら最後、私たちの脳にある「殺し」のプログラムが作動するのだ。人間が我を忘れるのは、どのような状況においてだろうか。それは、ピンチにおいて「火事場の馬鹿力」になりうるか。常識では説明のつかない行動の意味を、スリリングに解きあかす。

目次

第1部 激情反応(突発的な暴力;激情の神経回路;トリガーは何か? ほか)
第2部 警戒警報(正しいことをすばやくやる;脅威の風味;英雄と臆病者 ほか)
第3部 調和の道(セックス、そして愛;争いに満ちた世界;回路を超えて)

著者等紹介

フィールズ,R.ダグラス[フィールズ,R.ダグラス] [Fields,R.Douglas]
Ph.D。神経科学者。脳の発達、ニューロン‐グリア相互作用、記憶の細胞メカニズムに関する世界的権威。メリーランド州ベセスダの国立衛生研究所(NIH)主任研究員。1994年に国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)の神経細胞学・生理学ユニット長、2001年にNICHDの神経系発達・可塑性セクション長に就任。学術誌『Neuron Glia Biology』編集長、および神経科学分野の学術誌数誌の編集委員を務めている。メリーランド州シルバースプリング在住

米津篤八[ヨネズトクヤ]
英語・朝鮮語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社勤務を経て、ソウル大学大学院国史学科修了

杉田真[スギタマコト]
日本大学通信教育部文理学部文学専攻(英文学)卒。現在、書籍などの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

7
激情は不満や苦悩のような心的状態から起こる反応ではなく、生存の危険に関わるような一定条件を満たした時に現れる脳の反応だ、と著者は言う。そのトリガーは「命」「侮辱」「家族」「環境」「仲間」「序列」「資源」「部族」「阻止」の頭文字を並べた「LIFEMORTS」の危機であり、遺伝・環境要因によって個々の出現の仕方も異なる。が、激情で自制心を失うのは概して大脳皮質の活動が広範囲で抑制された時だという(深呼吸の必要)。一方、激情は近親者を守ろうとする馬鹿力的な能力も引き出し、生命の崇高さを表すという指摘は興味深い。2020/09/25

よく読む

2
人が逆上する9つのテーマについて事例をもとに説明する。2020/08/16

さとう

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訳されなかった第7章の内容が気になる。2019/04/25

Cresson

1
大変おもしろかった。 原著から訳出されなかった章はESPについてらしいが、どんなことが書いてあるのか…2018/01/19

鮒ひと箸

1
★★★★★ 2017年は何かとキレてしまった人たちが報道を賑わせたので、興味深く読んだ。彼らの行動原理は、激情を引き起こす9つのトリガーで分類され、生物学的な背景と生理作用までが明らかになる。 【メモ】激情を引き起こす9つのトリガー: 「命の危険」「侮辱」「家族」「環境」「仲間」「序列」「資源」「部族」「阻止」//2017/12/26

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