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内容説明
最先端の神経生理学および斬新な身体アプローチ的方法論に基づきトラウマを癒すソマティック・エクスペリエンシング(Somatic Experiencing)。トラウマがいかにして消えない「記憶」となるのかを明らかにするとともに、重要な手がかりである「手続き記憶」を介して身体に刻まれたトラウマ体験を完了させ、回復に導く具体的プロセスを開示する。
目次
第1章 記憶―めぐみ、そして呪い
第2章 記憶という織物
第3章 手続き記憶
第4章 情動記憶、手続き記憶およびトラウマの構造
第5章 英雄の旅
第6章 二つのケース・スタディ―親密な訪問
第7章 真実の罠と虚偽記憶の落とし穴
第8章 記憶の分子
第9章 トラウマの世代間伝搬―つきまとう呪い
著者等紹介
ラヴィーン,ピーター・A.[ラヴィーン,ピーターA.] [Levine,Peter A.]
医学生物物理学と心理学の両分野において博士号を持ち、身体意識的アプローチでトラウマを治療するソマティック・エクスペリエンシング(Somatic Experiencing)の開発者。スペースシャトル開発計画時にはNASAのストレス・コンサルタントを務めた。大規模な災害および民族・政治的対立への対応を検討する、「社会的責任に関する心理学者の国際問題特別委員会」のメンバーであった。身体心理療法の分野への独自の貢献が称えられ、2010年には米国身体心理療法学会(USABP)から功労賞生涯業績賞を贈られた
花丘ちぐさ[ハナオカチグサ]
ソマティック・エクスペリエンシング・ブラクティショナー、SEP。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、米国ミシガン州立大学大学院人類学専攻修士課程修了。桜美林大学大学院心理学研究科健康心理学専攻修士課程在学中。A級英語同時通訳者。「国際メンタルフィットネス研究所」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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