内容説明
「あの人と別れたら生きていけない」「空気を読みすぎて、もうへとへと」その感情の正体を、知っていますか?ベテランカウンセラーが、生きづらさを手放して新しい人生をデザインする方法を、徹底指南。充実のワークシートつき!
目次
第1章 見すてられ不安とはなにか(見すてられ不安と共依存;地雷に触れてしまうとき ほか)
第2章 不安の種がまかれるとき(自分のために過去を振り返る;子どもが健康に成長するために必要なこと ほか)
第3章 ゴールを思い描く(習慣を変えるとはどういうことか;回復に要する時間 ほか)
第4章 見すてられ不安をのりこえるための実践(ナラティブ・セラピーという選択;専門家の役割とは ほか)
著者等紹介
水澤都加佐[ミズサワツカサ]
1943年生まれ。カウンセラー。学習院大学卒。日本社会事業大学研究科修了。1975年渡米、クリニカル・ソーシャル・ワーカーとしてトレーニングを受ける。アメリカでアディクション問題へのアプローチ、さまざまな援助技法を学ぶ。神奈川県立精神医療センターせりがや病院心理相談科長を経て、1994年よりアスク・ヒューマン・ケア取締役研修相談センター所長。2005年、横浜にHealing&Recovery Institute(HRI)を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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銀の鈴
15
身近な人を亡くしたとき、大切なものを喪ったときに、襲ってくる見捨てられ不安に、どう対応するか。治療を中心に書かれていて、読みやすくて、いい本でした。出たばかりだからなのか、読んでいる人が少なくて初感想になりそう。心理学、原因を探るよりも、生きる力になるものであってほしいので、こういうアプローチとてもいいなあと思いました。2018/01/13
まなまな
1
セルフヘルプ本っぽい。その人が問題なのではなく問題が問題であるという考え方のもと、ワークを提供していた。書くなりロールプレイなりで取り組めば、より自分と問題を離しやすくなるのかもしれない。2023/10/02
あひろ
1
仕事絡みで読んだつもりが我がこととして読了。 自分が問題なのではなく、問題が問題と捉えるのは理にかなってるし、自己否定に走らないでいられる。 個人的には「男女間の恋愛は条件付き」というのが衝撃的で、自分の今までの何がいけなかったのかを思い知らされた。 本当になんでそんな当たり前のことに気づいてなかったんだ、私は…。2018/03/11
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2023/08/11