出版社内容情報
見逃されがちな子どものうつはどんなかたちで現れるのか。米国の事例を通して具体策を提示する、親と教師のための手引。
内容説明
見逃されがちな子どものうつは、どのようなかたちで現れるのか。うつの原因は。治療の選択肢は。自殺をふせぐには。未就学児から青少年まで、事例を数多く紹介しながら、対処法をわかりやすく提示する、家族と教師のための手引き。
目次
１ 子ども時代のうつ病とはなにか？（子どものうつ病、その現実；あなたの子どもはうつだろうか；子どものうつの原因）
２ 多くの仮面をつける子どものうつ病（子どものうつ病と学業不振；子どものうつと問題行動；薬物乱用について）
３ うつ病の子どもを支える（自殺を防止する；家庭でできること―あなたと子どものために；うつの子どものセラピー ほか）
著者等紹介
カーンズ，ローレンス・Ｌ．［カーンズ，ローレンスＬ．］［Ｋｅｒｎｓ，Ｌａｗｒｅｎｃｅ Ｌ．］
医学博士（児童精神科医）。イエール大学卒業後、シカゴのプリツカー医科大学にて博士号を取得。ノースウェスターン大学にて精神科の訓練を受ける。１９８６年、全米医師協会よりメニンガー賞受賞。イリノイ大学医学部精神科および青少年研究所臨床助教授。個人のクリニックをもち、イリノイ州の学校やコミュニティ機関のコンサルタントをつとめる。妻との間に四人の子どもがいる
リーバーマン，アドリエンヌ・Ｂ．［リーバーマン，アドリエンヌＢ．］［Ｌｉｅｂｅｒｍａｎ，Ａｄｒｉｅｎｎｅ Ｂ．］
ハーバード大学卒業。シカゴ大学大学院卒業（教育学修士）。夫との間に二人の子どもがある
穂積由利子［ホズミユリコ］
会津若松市生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。１９９９年まで２５年余りスイスおよびカナダに在住。トロントの日系新聞社勤務、日本語学校校長をつとめる。現在は翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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