• ポイントキャンペーン

心理療法とスピリチュアルな癒し―霊的治療文化再考

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393364826
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

出版社内容情報

臨床心理学の歴史的背景を検証、古来からスピリチュアルなケアとの「統合」の可能性を探る、新しい「魂の学」のはじまり。

内容説明

臨床心理学の歴史はまだ1世紀あまり。西洋近代ときりはなせない思想的背景をふまえ古来からつづく霊性文化との回路をさぐる新たな“魂の学”のはじまり、僧侶、宮司、沖縄のユタ研究などを兼ねる臨床心理士からの貴重な提言。

目次

1(死生観と精神分析;「まぶい分析学」の生成―日本文化と西洋心理学の統合;臨床心理学の産土への根づき―「オガミヤさん」と心理臨床家)
2(ある猫憑きの青年と霊の役割;「前世療法」その体験と分析)
3(心の癒しをめぐる近代―“霊”のタブーの起源)

著者等紹介

實川幹朗[ジツカワミキロウ]
1949年生、姫路獨協大学教授。東京大学大学院文学研究科修士課程哲学専攻修了、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程(臨床心理学)満期退学

恩田彰[オンダアキラ]
1925年生、東洋大学名誉教授、文学博士(東洋大学)、臨床心理士。日本心理臨床学会名誉会員

賀陽濟[カヤワタル]
1953年生、精神科医、医学博士(千葉大学)、臨床心理士。ブリティッシュ・コロンビア大学客員講師、東京大学客員教授などを経て現在、武蔵野中央病院顧問、西東京心理療法研究所所長、田無神社宮司

上月游晏[コウズキユウアン]
1958年生、文学修士、仏籍、臨床心理士。教育臨床の領域にて活動

又吉正治[マタヨシマサハル]
1947年生、工学士(静岡大学)、医学博士(東京大学)、臨床心理士。日本文化の心理学と家族療法研究会主宰。沖縄在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。