“突然の死”とグリーフケア (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393364796
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0011

内容説明

天災、事故、犯罪被害、自殺…。突然に近親者を喪った人はどのような心理状態にあるのか。悲嘆ケアの研究成果をふまえつつ援助のあり方を探る。

目次

私の場合、その自己分析―序にかえて
1 突然の死―心の傷への理解と対応(遺志の社会化というプロセス;犯罪被害者サポートにおけるトラウマへの対応―犯罪被害者相談室の活動;突然の危機への対応―諸外国における救援の実情から;災害と運命―PTSDのケアから探る ほか)
2 遺された人々へのグリーフケア―伴侶を喪った後の生き方(世界のグリーフケアから考える日本の課題;死をとりまく危機的状況の理解;死別ということ;自殺と家族 ほか)

著者等紹介

デーケン,アルフォンス[デーケン,アルフォンス][Deeken,Alfons]
1932年、ドイツ生まれ。1959年来日。フォーダム大学大学院(ニューヨーク)で哲学博士の学位(Ph.D.)を取得。以後30年にわたり上智大学で「死の哲学」などの講義を担当。上智大学名誉教授。「東京・生と死を考える会」名誉会長。「生と死を考える会全国協議会」名誉会長。1991年全米死生学財団賞、第39回菊池寛賞、1998年ドイツ功労十字勲章、1999年第15回東京都文化賞などを受賞

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年、栃木県生まれ。東京大学経済学部卒業。NHK記者を経てノンフィクション作家・評論家に。現代人の生と死をテーマに、病気、医学、事故、災害、公害、戦争などの問題について多くのドキュメンタリー作品や評論を発表している。『マッハの恐怖』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、『犠牲(サクリファイス)』(文芸春秋)で菊池寛賞を受賞
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