最新心理療法―EMDR・催眠・イメージ法・TFTの臨床例

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  • サイズ B6判/ページ数 346,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393364383
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

出版社内容情報

目を動かすだけで過去のトラウマを解消するEMDRや,数分間のタッピングで不安・恐怖を消し去るTFTなど,最新の心理療法テクニックを概観するのに最適の書。

内容説明

EMDR、臨床催眠、エリクソン催眠、エゴステイト・セラピー、イメージ療法、思考場療法(TFT)、身体経験(SE)、ボディフォーカシング法など、現在注目されている臨床技法の実例を数多く紹介。

目次

第1部 EMDR―健康に向かって(EMDRとストレス症状;トラウマを越えて―心身の健康を向上させる)
第2部 催眠療法―治癒的トランスの力(臨床催眠―内なるヒーラー;エリクソン催眠―無意識に至る道を活性化する ほか)
第3部 イメージ療法―心の窓を開く(指示的イメージ法―変化の青写真を描く;空想、夢、自発的イメージ―想像力の贈り物)
第4部 身体エネルギー療法―身体という故郷に帰る(TFT―否定的な思考場とその身体への影響を好転させる;身体の存在を認める―ボディフォーカシング法)
第5部 統合モデル―複雑なケースに取り組む(リンクモデル―EMDRとTFT、新しい健康体験への橋がけ;無意識学習モデル―催眠、身体経験、イメージ法を使って無意識の心に学習させる ほか)

著者等紹介

フィリップス,マギー[フィリップス,マギー][Phillips,Maggie]
医学博士。心理学者。カリフォルニア州オークランドで治療にあたる。世界各地でトラウマや臨床催眠、エリクソン催眠、解離症状などのワークショップを行なっている

田中究[タナカキワム]
1956年神戸市に生まれる。1984年徳島大学医学部医学科卒業後、神戸大学医学部精神神経科、兵庫県立こども病院精神科、沖縄県立八重山病院精神科を経て1995年より神戸大学大学院医学研究科精神神経科学分野助手。児童精神医学、精神病理学、精神療法を専攻

浅田仁子[アサダキミコ]
静岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部文学科英文学英語学専攻。社団法人日本海運集会所勤務を経て、BABEL UNIVERSITY講師

穂積由利子[ホズミユリコ]
会津若松市生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。1999年まで20年余りカナダのトロント市に在住。トロントの日系新聞社勤務、日本語学校校長を勤める。現在は翻訳家
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5
【立読】EMDRの臨床研究例を紹介した内容。一部実践してみたが効果あると実感した。あまりメジャーな療法ではないが今後の発展に期待。2019/12/17

SIS(Taka)

2
米国の最新心理療法の臨床例が詰まった本。日本人のセラピストの多くも読んでいるらしい。感想は、セッションの中で一番問題なのは金銭的なものではないかという印象をうけた。それを解決するには、セッションを保険適用にするのが課題だと推測する。内容は訳者の翻訳が素晴らしく、臨床を実際に体験しているような興味深い内容だった。まだまだ心理療法は発展途上であるからこれからに期待したい。2009/08/08

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