出版社内容情報
ナチスによる強制収容所の体験として全世界に衝撃を与えた『夜と霧』の著者が,その体験と思索を踏まえてすべての悩める人に「人生を肯定する」ことを訴えた感動の講演集。
内容説明
『夜と霧』の著者として、また実存分析を創始した精神医学者として知られるフランクル。第二次大戦中、ナチス強制収容所の地獄に等しい体験をした彼は、その後、人間の実存を見つめ、精神の尊厳を重視した独自の思想を展開した。本講演集は、平易な言葉でその体験と思索を語った万人向けの書であり、苦悩を抱えている人のみならず、ニヒリズムに陥っている現代人すべてにとっての救いの書である。
目次
1 生きる意味と価値
2 病いを超えて
3 人生にイエスと言う
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