出版社内容情報
死者は何も語らないが,死者は無限の教えを与えてくれる。臨床医,看護婦,闘病者,遺された悲嘆の家族など15人の多彩な証言集。愛する人と自分自身の死にそなえて示唆深い。
目次
1 悲しみを乗り越える―離別体験の人間学的意味(平山正実)
2 死にゆく人の心理(河野友信)
3 死への準備教育(A・デーケン)
4 死の臨床から学ぶ看護(藤枝知子)
5 末期患者の心を理解するには(薄井坦子)
6 死刑囚の生と死(加賀乙彦)
7 身近な死の経験ということ(1 私が死に対面した時;2 子を失って)