ミルトン・エリクソンの催眠テクニック〈１〉言語パターン篇

バンドラー，リチャード〈Ｂａｎｄｌｅｒ，Ｒｉｃｈａｒｄ〉/グリンダー，ジョン【著】〈Ｇｒｉｎｄｅｒ，Ｊｏｈｎ〉/浅田 仁子【訳】

春秋社（千代田区）（2012/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 310p／高さ 21cm
• 商品コード 9784393361238
• NDC分類 493.72
• Cコード C0011

出版社内容情報

若き創始者二人が「天才の技」に迫ったＮＬＰの歴史的名著、ついに邦訳。ハクスレーの催眠記録など歴史的セッションを収めた事例篇。

内容説明

天才セラピストはいかに語りかけたか。全貌がわかる言語パターン篇。潜在意識を瞬時につかむ“ミルトン・モデル”とは？ＮＬＰの出発点となった伝説の一冊、ついに邦訳。

目次

第１部　エリクソン催眠のパターン（エリクソンのパターンを概観する；エリクソンの“散りばめ技法”に学ぶ；作家オルダス・ハクスリーとの変性意識の探究に学ぶ）
第２部　エリクソン催眠のパターンを詳しく知る（ペーシングして「意識」の注意をそらし、その「意識」の動きを利用する；「無意識」にアクセスする；「意識」の注意をそらし、「無意識」の領域にアクセスする）
第３部　エリクソン催眠のパターンを使う（言語的因果モデルの構築と利用；トランスデリベーショナル現象；曖昧さ：より小さい構造の包含；意味の派生；催眠言語の４つのポイント）

著者等紹介

バンドラー，リチャード［バンドラー，リチャード］［Ｂａｎｄｌｅｒ，Ｒｉｃｈａｒｄ］
１９５０年生まれ、アメリカ合衆国出身。カリフォルニア大学（ＵＣＳＣ）卒業。「ゲシュタルト療法」を学ぶ学生として１９７０年代にジョン・グリンダーと出会い、ともにＮＬＰを創始。短期療法として始まったＮＬＰをビジネスや自己啓発の分野へと拡張、応用的に展開している

グリンダー，ジョン［グリンダー，ジョン］［Ｇｒｉｎｄｅｒ，Ｊｏｈｎ］
Ｐｈ．Ｄ．１９４０年生まれ、アメリカ合衆国出身の言語学者（変形生成文法）、カリフォルニア大学（ＵＣＳＣ）助教授をへて１９７０年代に短期療法の一潮流となったＮＬＰ（神経言語プログラミング）をリチャード・バンドラーらと創始

浅田仁子［アサダキミコ］
静岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部文学科英文科卒。社団法人日本海運集会所勤務、ＢＡＢＥＬ　ＵＮＩＶＥＲＳＩＴＹ講師を経て、英日、仏日の翻訳者に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[KEI°]

｢魔術の構造｣を前に読んだとき、ﾐﾙﾄﾝ･ｴﾘｸｿﾝの記述が少なすぎて、内容をどの程度信頼してよいのか判りかねました。この本に掲載されてるｴﾘｸｿﾝ自身のｺﾒﾝﾄによると、この本と｢魔術の構造｣に一定の評価をしている。ｴﾘｸｿﾝ関係の本の著者の中で、この2人の本には注意が必要である。ｴﾘｸｿﾝが内容を確認したうえで、賞賛してるということが、この本の価値を高めている。

2012/11/05

[13km]

やっと読んだけど、言葉が難しく頭にはいらない。 ミルトンエリクソンが催眠を感覚的にやっていたということに驚く。

2015/08/23

[前田]

ミルトン･エリクソンのセッションから、いかにしてミルトンモデルがうまれたか。NLPの原点がここにあります。

2012/06/18

[マイ]

トランス状態に誘う言葉の組み立て方、具体的で興味深かった。患者に出す重要な指示を意図的にわかりにくいものにしても患者の無意識はそれを把握することができるそうだ。ほんとか？一度体験してみたい(が信頼関係のない人からセッション受けるのは怖いな) わたくしごとだが、先日PTさんに「体内のメトロノームの音を聞きながら足を出せるようになれば歩ける」と指示されたのは、あれ暗示だったのか？と思い至ってもしそうならPTすごい。

2023/04/08

[shimojik]

人間の世界モデル：①体験は部分的に削除され、モデルに反映されない。人はそれに気付かない。②世界モデルは歪曲によって現実と違うものになる。③一般化・パターン化される／誘導と暗示：ペーシング、注意そらし、優位半球の機能利用、非優位半球へのアクセス

2013/07/09