出版社内容情報
NASAの宇宙計画にまで関与した物理学者としての合理性と、ほぼ毎月、各地の学校などでピアノやオルガンを奏でながら講演している演奏者としての感受性に基づく、楽しくて分かりやすいエッセイです。著者は、感性豊かな科学者で、本書は、これまでの著書ではあまりふれなかった、あらゆる科学の基礎の基礎となる力学的なモノの見方について、中学生でも理解できるように、わかりやすく書いた一冊です。
目次
1 空はなぜ落ちてこないのだろう?―完成した宇宙は落ちてこない
2 「落ちること」の美しさ―慣性の法則と「力」
3 「運動」を決めているもの―ニュートンの三つの法則
4 大空を見上げてみよう―放物線を思い描いて
5 「見えない力」を感じよう―「力」を生み出す加速運動
6 「仕事」とはなんだろう?―“みかけの力”と位置エネルギー
7 スピードは控えめに、ブレーキは早めに―月の引力と運動エネルギー
8 宇宙最大の大原則とは―力学的エネルギーの保存法則
9 ミクロの世界におりていこう―光と風と空気の粒
10 トワイライトのなかの力学―人の心と奇妙な世界
著者等紹介
佐治晴夫[サジハルオ]
1935年東京生まれ。理学博士。鈴鹿短期大学長。大阪音楽大学大学院客員教授を兼任。元NASA客員研究員。東大物性研究所、玉川大学を経て現職。量子論に基づく宇宙創生理論「ゆらぎ」研究の第一人者。NASAのボイジャー計画、“E.T.(地球外生命体)”探査にも関与。また、宇宙研究の成果を平和教育のひとつとして位置づけるリベラル、アーツ教育の実践を行ない、その一環として、ピアノ・パイプオルガンを自ら弾いて、全国の学校で特別授業を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
なかしー
かず1号
エムパンダ
なおじん