内容説明
人工知能は人類を救えるか!社会を大きく変貌させ、人間の能力を超える勢いのAI。どのような将来が待ち受けているのか。カメラ付携帯電話、紙幣鑑別機、脳腫瘍判定機などを発明した人工知能の第一人者とセキュリティの専門家の二人が説くAIの実状と未来。
目次
序 科学とは脆弱で暫定的なもの
第1章 ブレークスルー
第2章 人工知能
第3章 セキュリティ
第4章 奇想天外な発想と常識のウソ、ホント
特別付録 スパコンをつくってみよう!
人工知能社会のこれから―あとがきに代えて
著者等紹介
武藤佳恭[タケフジヨシヤス]
1955年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部教授、工学博士。中国山東省経済顧問。フィンランドJyvaskyla大学Docent Prof.。専門はニューロサイエンス(人工知能、機械学習、セキュリティ、IoT)。慶應義塾大学で博士号取得後、渡米。米国サウスフロリダ大学、サウスキャロライナ大学にて教員勤務を経て、1992年ケースウェスタンリザーブ大学にてテニュア取得。カメラ付携帯電話、紙幣鑑別機、脳腫瘍判別機、震災後の温度差発電や床発電などの代替エネルギー製品などを発明している。著書多数。主な賞として米国NSF RIA賞(1989)、TEPCO賞(1993)、NTTエデュケーション・コースウェア賞(1999)、第1回JICA理事長賞(2004)、フィンランドJyvaskyla大学AI称号などを受賞。世界で初めてScience誌に人工知能論文が掲載されるなど人工知能の第一人者で、世界のインパクトファクターを示すResearchGate(2019年10月時点)では、Arduino 1位、BIM 1位、Wireless-Computing 2位、Computer-Technology 3位とコンピュータ分野で確固たる地位を築いている
宇田川誠[ウダガワマコト]
1958年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授。アプライドAI株式会社取締役。専門は情報セキュリティ、人工知能、クラウドサービス、プロジェクトマネージメント。慶応義塾大学で工学修士号を取得後、富士ゼロックスに入社。同社にて二度のアメリカ駐在を経て、2018年9月までコンピュータシステムの研究開発および商品開発に従事。1995年より慶應義塾大学非常勤講師となり、2018年11月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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