アメリカの正義病・イスラムの原理病―一神教の病理を読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393341179
  • NDC分類 319.26
  • Cコード C0010

出版社内容情報

同時多発テロ事件の背景には,千三百年にわたる「文明の衝突」がある。事件の深層を「精神分析」し,その根源にある「一神教の病理」を抉り出す,エキサイティングな対談。

内容説明

衝撃的な航空機テロは、なぜ起こったのか。それは単なる“テロ”なのか、より根源的な“文明衝突”なのか。イスラム世界と欧米との軋轢の歴史をたどりながら、原理主義テロ、パレスチナ戦争、アメリカの野望など、世界を揺さぶり続けている事件の深層を“精神分析”し、さらにその根源にある“一神教の病理”を抉り出す、エキサイティングな対談。

目次

序 同時多発テロ事件をめぐって(特攻隊+東京大空襲?;怨念の強さ ほか)
第1章 イスラム対西欧の深層(イスラム誕生;イスラムはどこが違うか ほか)
第2章 文明の衝突の未来(アメリカの「正義病」;「正義」の膨張 ほか)
第3章 一神教という病理(本能の代替としての宗教;奴隷の宗教 ほか)

著者等紹介

岸田秀[キシダシュウ]
1933年生まれ。早稲田大学文学部卒。和光大学教授。精神分析

小滝透[コタキトオル]
1948年生まれ。金沢大学中退、サウジアラビア王立リヤド大学アラビック・インスティテュート卒業。評論家
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