出版社内容情報
グローバル企業や政治家などの驚くべきPR手法を分析。現代社会を生きるリテラシーを養い、現状を見つめ直すための好著。テレビ、映画、広告、音楽、美術…。今や政治家や企業は、「文化」を武器に、競うように大衆の感情に訴えかけようとしている。大統領選挙キャンペーンの戦略から都市開発、企業の社会貢献事業まで、世論を巧みに動かす仕組みを、歴史を参照軸に考察する。
ネイトー・トンプソン[ネイトー トンプソン]
著・文・その他
大沢 章子[オオサワ アキコ]
翻訳
内容説明
大統領選挙キャンペーン、イラク占領から、都市開発、アップルやスターバックスの企業戦術まで。“文化”をまとった飽くなき人心操作術が、社会をここまで変えた―。いまや政治家や企業は、文化を武器にこぞって大衆の感情に訴えようとしている。世論を誘導して儲けようとする産業も、かつてなく増えた。巨大権力の“芸術的手法”は、私たちにどんな影響を与えているのか?世界を動かす力学を考察した、切れ味鋭い社会批評。
目次
第1章 本物の文化戦争
第2章 信じ込ませる人々 その1
第3章 信じ込ませる人々 その2
第4章 恐れのからくり
第5章 リアルエステート・ショー
第6章 対反乱計画―住民組織化活動の軍事利用
第7章 ラッパを吹き鳴らす―社会貢献事業と社会貢献のイメージ
第8章 社交的な企業―IKEAからアップルストア、スターバックスまで、都市に広がる企業の付加価値
第9章 限りなくパーソナルなパーソナルコンピューター
著者等紹介
トンプソン,ネイトー[トンプソン,ネイトー] [Thompson,Nato]
ニューヨークの著名な芸術家集団「クリエイティブ・タイム」のチーフ・キュレーター
大沢章子[オオサワアキコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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