18歳から考える国家と「私」の行方―セイゴオ先生が語る歴史的現在 東巻

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18歳から考える国家と「私」の行方―セイゴオ先生が語る歴史的現在 東巻

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393333464
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

全ての歴史は現代史だ。激動の時代の背景を探り、時空を超えて世界規模の関係性を「編集」から読み解く、白熱の近現代講義。

“すべての歴史は現代史である”(クローチェ)

タテの関係(時間と因果)&ヨコの関係(同時代性)で複雑に絡み合った近現代の難問たちを「編集」をキーワードに解きほぐす。

欧州・アメリカ・中国・朝鮮半島と日本。近代の始まりとともに、世界規模で密接になっていったそれぞれの関係性とその背景をわかりやすいストーリーで描き出していく。
18歳といわず、大人も目が離せない、セイゴオ先生、白熱の近現代講義。

【著者紹介】
1944年、京都市生まれ。早稲田大学仏文科出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1971年に伝説の雑誌『遊』を創刊。日本文化、経済文化、デザイン、文字文化、生命科学など多方面の研究成果を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し、私塾「連塾」を中心に独自の日本論を展開。一方、2000年にはウェブ上でイシス編集学校と壮大なブックナビゲーション「千夜千冊」をスタート。

内容説明

なぜ「みんなの国家」は戦争を好むのか?―秀吉・ブッシュからプーチン・ISまで東西の近現代史を俯瞰する、高速の「編集的歴史観」。

目次

第1講 歴史的現在と編集力
第2講 「みんな」と国家と資本主義
第3講 プロテスタントとリヴァイアサン
第4講 華夷秩序の中の将軍の国
第5講 ナポレオン・アヘン戦争・国民国家
第6講 なぜ裂強は開国を迫るのか
第7講 明治日本とアフリカ分割

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年、京都生まれ。1971年に工作舎を設立、オブジェマガジン『遊』を創刊。87年、編集工学研究所設立、情報文化と情報技術をつなぐ研究、著作、企画に携わる。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授をへて、イシス編集学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marco

32
本書を読んで、同著者のほぼ同時期に刊行された『インタースコア』のタイトルの意味がわかりかけてきた。本書で扱われるのはナポレオンやアヘン戦争、そして、日本の開国など、歴史の教科書で見知った事柄ばかり。おそらく学生時代の自分に、歴史的事象と現在を橋架する力がなかったために、歴史を単なる暗記科目と捉えてしまっていた。タテ(時間と因果)とヨコ(同時代性)を織り合わせて見事な布を縫い上げている。2016/04/17

ひかりパパ

9
歴史は編集されたもの。地域と時代を見る際同質性と異質性を代わる代わる見ることが大切と説く。インタースコアによる編集の手法と呼ぶ。歴史を立体的に見てみよう。2017/01/21

kyoko

8
司法制度改革、労働者派遣法の改正(人材派遣業の規制緩和)そして小泉郵政民営化改革はアメリカが日本に突きつけた構造改革の一環だったとは…自分の無知を呪った。もうひとつ納得したのは、江戸時代の日本が安泰だったのは、朝鮮民族が非侵略的だったからだということ。その朝鮮半島を侵略することから日本の近代化が始まったということを、された側はけっして忘れないだろう…。欧米列強も過ちは多々してきたが、日本も人のことは言えないと歴史を学ぶたびに思う。2016/12/11

ykoro

8
「インタースコア」の考え方は、物事を学び考えていく上で、素晴らしい。地政学の考え方、日米構造協議と裁判員制度の導入経緯なども頷けた。歴史を「同質」「異質」に分ける考え方、「国性爺合戦」の話も面白い。参考書籍も非常に多く紹介されており、勉強するには、とてもわかりやすい。2016/07/24

Hatann

6
世界と日本の編集力という方法について素描する。特に「国」の要素に焦点をあてて、歴史、事件、現象、文化などを様々に比較投影して、同質性と異質性などふたつの傾向を見出しながら、歴史的現在を炙り出す作業である。上巻に相当する「東巻」にては、ヨーロッパにおける近代国家の登場から帝国主義的な植民地競争を経て日本による朝鮮併合までをインタースコアしている。方法を紹介するものであり、全ての事件を網羅的に本書で紹介するものではないが、単線的な事象が複数の事象とのインタースコアを通じてn次元的な存在感を醸す過程が楽しい。2019/11/09

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