“肖像”文化考

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333372
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

出版社内容情報

人の似姿に特別なオーラを感じる理由とは?御真影、切手、結婚写真、広告、藁人形、絵馬、美術品から肖像と日本人の関係を考察する。

【著者紹介】
1966年生まれ。京都大学文学部哲学科美学美術史学科卒業。姫路市立美術館学芸員。著書に、『彫刻の戦争の近代』『銅像受難の近代』(いずれも吉川弘文館)、共著書に、『戦争と美術 1937-1945』(国書刊行会)がある。『銅像受難の近代』(吉川弘文館)で倫雅美術奨励賞を受賞。

内容説明

御真影から藁人形まで。なぜ私たちは、“似姿”に不思議な魔力を感じるのか?近代以降の日本人の眼差しをたどる。

目次

第1章 やんごとなき肖像(紅の神武天皇;御真影狂想曲;捺印される天皇像;ミクロコスモスとしての空間―釈迦からソクラテスまで)
第2章 軍神、威風堂々(肖像となった戦死者たち;商機は戦争にあり)
第3章 身代わりのよりしろ(打て、怒りの礫を;怨念は時代を超えて;結ばれる日のために;死絵というメディア;身代わり地蔵と兵士像)
第4章 写実とは何か(新聞広告は誘う;美術としての肖像;文学のなかの肖像画)
第5章 デジタル時代の「私」と「あなた」(増幅する「私」)

著者等紹介

平瀬礼太[ヒラセレイタ]
1966年生まれ。京都大学文学部卒業。姫路市立美術館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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