社会福祉調査入門―地域の“実践”を変える

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784393333297
  • NDC分類 369.075
  • Cコード C0036

出版社内容情報

地域の「困ってること」を自分の足下から変えていく為の全く新しい〈調査〉の本。ソーシャルな課題に向きあう人の必携ハンドブック。

【著者紹介】
1974年神奈川生。同志社大学社会学部准教授。上智大学大学院博士後期課程修了。著書に『住民と創る地域包括ケアシステム』(ミネルヴァ書房2013年6月刊)『ローカルガバナンスと参加』(中央法規出版2011年8月、第10回日本NPO学会賞優秀賞)

内容説明

どんなふうに“困ってる”のか、実態を把握し、理解し、発信するために―まちづくり、障害者福祉、高齢者の孤立問題等の“実践的調査”に取りくむ研究者たちが、実践者と試行錯誤した事例とともに“課題解決型”の調査法をわかりやすく解説。地域や福祉の現状を“知りたい・変えたい”と願うすべての人の新しいテキストブック。

目次

実践を変える調査とは何か
第1部 方法編―実践を変える調査のプロセス(現場の問題から「問い」を育てる―何を明らかにしたいのか;「問い」にどうアプローチするか―デザインと方法の選択;データを集めるまえに―社会福祉調査の価値と倫理;データを集める、読みとく(全体を見渡す量的アプローチ;ひとつを掘り下げる質的アプローチ)
実践にフィードバックする)
第2部 事例編―実践を変える調査の実際(みんなで考える防災プログラム―兵庫・三木市;団地に暮らす高齢者のニーズと思いを知りたい―東京・小金井市;地域の人と専門職の“共有の場”をつくる―愛知・名古屋市;手元のデータを事業の評価と政策に結びつける―大阪・B市)
調査というコミュニケーション

著者等紹介

笠原千絵[カサハラチエ]
1973年神奈川県生まれ。関西国際大学教育学部准教授。社会福祉士として働いたのち大学院へ。上智大学文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)

永田祐[ナガタユウ]
1974年神奈川県生まれ。同志社大学社会学部社会福祉学科准教授。上智大学文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)

斉藤雅茂[サイトウマサシゲ]
1980年埼玉県生まれ。日本福祉大学社会福祉学部准教授。上智大学総合人間科学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)

室田信一[ムロタシンイチ]
1977年東京都生まれ。首都大学東京都市教養学部准教授。同志社大学社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)

山口麻衣[ヤマグチマイ]
東京都生まれ。ルーテル学院大学総合人間学部准教授。南カリフォルニア大学老年学スクール修了。老年学修士(MSG)。上智大学文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。社学福祉士。専門社会調査士。一般社団法人日本ケアラー連盟理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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