実践の公共哲学―福祉・科学・宗教

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  • サイズ B6判/ページ数 304,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333228
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

出版社内容情報

存在論・認識論など基礎理論から福祉の現場まで、社会の再構築に必要な指針を提示する3.11後の日本のための社会哲学。

内容説明

3.11後、震災復興、脱原発、貧困・超高齢少子化対策と、問題山積の日本で、宗教、哲学、科学を総合的に検討しつつ、「幸福に生きる」「人間らしく生きる」ための福祉を可能にする社会のありかたを探り、未来の針路を示す思想体系を構築。

目次

序章 福祉の哲学のために
第1章 人と人との絆はどこに―人間復興のために
第2章 認識者の地平
第3章 倫理学と政治哲学
第4章 公共福祉へ
付録 住民主体によるこれからの福祉とまちづくり

著者等紹介

稲垣久和[イナガキヒサカズ]
1947年、東京都生まれ。1975年、東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。トリエステの国際理論物理学研究所、ジュネーブの欧州共同原子核研究所研究員を経て哲学に転向、アムステルダム自由大学哲学部・神学部の客員研究員として哲学を学ぶ。現在、東京基督教大学大学院教授・共立基督教研究所所長。専門は、公共哲学、比較思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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