「統治(ガバナンス)」を創造する―新しい公共/オープンガバメント/リーク社会

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「統治(ガバナンス)」を創造する―新しい公共/オープンガバメント/リーク社会

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393333129
  • NDC分類 311.04
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本を揺るがした大震災。そこで人々をつなげたのは「Twitter」や「助け合いジャパン」などにおけるSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)だった。またウィキリークスによる国家レベルの情報開示や、「Facebook」を利用したジャスミン革命など、ITを通じて、いま新しい変革が世界規模で起きている。
このように多角的に情報が絡み合うことで「創造」が生まれる世界の根底には何が潜んでいるのか。これからを考える上で避けては通れない、「プラットフォームとしての政府」とは何か。そして一人一人が世界を変えられる時代に必要なこととは。
本書では、その背景と思想を明らかにするとともに、変革しつつある状況と展望をジャーナリスティックにとらえる。われわれ自身が選択するのは「ユートピア」か。はたまた「ディストピア」か。

目次

「統治を創造する時代」の幕開け
第1部 統治とは何か―ガバナンス/ガバメントを考える(eデモクラシー2.0―その可能性とこれからの日本政治;政府/情報が開かれる世界とは―情報の透明化とリーク社会;「政治」概念はラディカルに変化するか―オープンガバメントが切り開く新しい社会;ハイエクの思想から読み解くオープンガバメント―情報化社会における市場と政府の役割)
第2部 創造的統治の手法―社会の中で実践する(ソーシャルメディア時代の新しい社会貢献活動―「実感の連鎖」がもたらす結果としての社会参加;“3・11”にオープンガバメントはどう動いたか―小さな集団が大きな課題を扱うために;オープンガバメントと著作権―欧米の取り組みと日本への示唆;情報の「組み合わせ」がビジネスを生み出す―オープンガバメントが変えるWebサービス)
第3部 もう一度、統治を考える―未来の選択肢(悪しき統治を想像する―ディストピア小説の系譜をめぐって)

著者等紹介

西田亮介[ニシダリョウスケ]
1983年生。東洋大学非常勤講師。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程在籍中。中小機構リサーチャー、デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師等を兼任。専門は情報社会論と公共政策学

塚越健司[ツカゴシケンジ]
1984年生。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍中。専攻は社会哲学・政治社会学。ミシェル・フーコーからウィキリークスまで幅広く研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テキィ

3
拾い読みして終わった。もう少し読んでみよう。2023/01/20

ふじ

1
web上のネットワークを利用した統治の在り方についての議論が、政治、経済、思想など、様々な分野の方々が論じていた。そのため、同じテーマについての視点も様々であり、非常に幅の広い内容で、とても面白かった。政府の公開情報の著作権問題について、全く思ったこともなかった視点であったので、それについての本を読もうと思う。2015/12/16

kumataro33

1
本書では3.11大震災やウィキリークス、Gov.2.0、民主党政権時代の「熟議カケアイ」などの事例を紹介しつつ、哲学・社会学・経済学の研究者や活動家など多様な論者が様々な視角から論じている。しかし、市民が「参加して引き受ける」ような、市民が主体の新たな「統治」の創造=「新しい公共」を現出させるためは、政府の「オープンガバメント」化(透明・参加・協働)がセットでなければならないという問題意識は通底している。個人的には、第4章の「ハイエクの思想から読み解くオープンガバメント」(吉野裕介)が興味深かった。2014/01/29

KakeruA

1
リトルピープルの中を動き回り、新しい社会の創造に向けて活動するガーデナーの存在が面白い。2012/06/05

むじな

0
[社会の目的が成員の総意であるかのように考える合目的的な社会観、たとえば「社会的正義」のように、社会を一様に扱う立場を否定する。「「社会にとっての価値」という概念は、特に経済学者によってさえ不注意に用いられるが、厳密にはそのようなものはない」(Hayek 1976)][「ヴィジョン」、「ポリシー」、「オペレーション」]社会や社会福祉における機能障害をこの3つのタームに分けて分析してみるのも面白かったりします。2016/07/12

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