内容説明
女は幸せ?それとも不幸?「草食男子」の名づけ親が、すべてを手に入れたがる女たちへ贈る、少しだけ楽になる生き方。
目次
はじめに 女のオキテとは何か
第1章 「モテ」に夢中になる女
第2章 賞味期限を切らさない女
第3章 結婚と家族に過剰反応する女
第4章 芸能人として生きる女
第5章 「幸せ」だけでは足りない女
第6章 勝手に「自爆」する女
第7章 オキテを面白がる女
あとがき 「女子力」も「女らしさ」も趣味と思えば、オキテから楽になれる
著者等紹介
深澤真紀[フカサワマキ]
1967年東京生まれ。コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長。早稲田大学第二文学部社会専修卒業後、複数の出版社で編集者をつとめ、独立。書籍・雑誌・ウェブのプロデュースや、作家のマネジメント、若者、女性、食、旅など、様々なテーマの企画や執筆、講演を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆか
20
面白く読めた。気配りの話が好き。「自然に気配りができる人などいない。社会で共同生活をするうちに獲得するのが気配りでかなり高度な技術。女性が社会の中で摩擦をなるべく少なくして生きていくために獲得するのが気配りで、訓練の賜物なのです。気配りが感じよくできる人というのは、ほとんどいい意味で心を入れずにやっている人です。気配りはなるべく機械的に「この方が私が楽だから」と考えてこなしていきましょう。」とありました。ほどほどの目標を持ち、自分だけの妄想を楽しめば、機嫌よく生きていける。その通りだと思います。2014/06/13
mya*
20
あまり芸能人に熱狂したりするほうじゃないので、所々ナナメ読みの部分もあるけれど…わかるわかる~と頷いた箇所も沢山。一般女性から時代を彩ってきた芸能人まで、タイプ別に色々分析してあり、その時代の日本経済に添った女像の変遷を楽しめました。「ホタルノヒカリ」は読んでみたいな♪昔と違い今は情報も豊富だし、誰にでも門戸が開かれてるしで、もうステレオタイプな人間像や神秘性打ち出すだけじゃウケなくなってきてる現状に関しては、成熟した文化を感じて私には好ましい。個々の自己アピールの手腕が問われるところですな。2012/07/04
uD
9
“草食男子”という流行語を生んだ女性が書いた本。 けっこう皮肉が込められている箇所が多くて読んでいておもしろかったです! “猛禽”女性の話が一番笑えたかな? 僕は男なのであくまで想像でしか理解することはできませんが女はオキテに縛られているのですね。 そして、その女のオキテに振り回される男たち…2018/05/04
氷風
6
オキテ・・・。めっちゃ当てはまってびっくり!!ちょこっとずつどれも当てはまったものだから。自分は一体何女?比較的最近の話題も盛り込まれていて、読んでいてイメージしやすいっていうか。あぁ確かにと共感しやすかったかな。やや著者の偏見があったけど、だからこそ軽くてながせました。2011/04/15
楓音
2
草食男子という言葉を作った方の著書。 いろんなタイプの女子がカテゴリ分けされて図鑑のようになっています。 知っているのもあれば知らないのも… この考え方には賛否両論あると思います。 なぜ十人十色なのに、カテゴリ分けするのか?…と。 でも個人的には、エンタメとして読むには面白いと思います。 自分に当てはめると、成功男と幸せ男の考え方は新鮮でした。 成功しなくても幸せを感じることができるということだそうで。2018/04/23