内容説明
親になることでわたしがわたしになってゆく。日々の暮らしがわたしを育てる。自分の足で歩いていきたいお母さんのための新しい子育てサポートブック。
目次
1 わたしの気持ちにきづく―ママであること、わたしであること
2 こどもの気持ちにきづく1 ちゃんと見ているよ。
3 こどもの気持ちにきづく2 この子はこの子。
4 パパの気持ち?―夫・パートナーとのコミュニケーション
5 地域・親のネットワーク―新しい子育ての関係をつむぐ
6 わたしとあなた―ひとりからひとりへ
著者等紹介
シューラー,ドーリス[シューラー,ドーリス][Schuerer,Doris]
1952年生、ドイツ・エアランゲン生まれ。エアランゲン大学(社会学・教育学専攻)卒業後、シュタイナー学校の教員免許習得。1979年よりニュルンベルク・シュタイナー学校のクラス担任と音楽専科・英語専科を担当。1984年より理事、1998年よりニュルンベルク教員養成ゼミナール講師。ドイツ・ヴァルドルフ学校連盟ニュルンベルク代表委員
鳥山雅代[トリヤママサヨ]
1968年生。自由の森学園卒業後、ミュンヘンのオイリュトミー学校で学ぶ。1994年~2007年、ヴェルンシュタイン、ニュルンベルク、ハスフルトのシュタイナー学校でオイリュトミーを担当。現在、NPO法人東京賢治の学校自由ヴァルドルフシューレ教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mizuki
41
子育てをしているお母さんの心を癒してくれる、素晴らしい本です♡ シュタイナー教育を学ぶ前に知っていてほしいことが書かれているため、専門的なお話ではありません。しかし、著者は現代日本のお母さんの苦しみを理解してくれています!!大事なことがたくさん書かれていました♡ 以前イヤイヤ期の息子に大声で怒鳴ってしまったことを、わたしは本当に後悔していました。自分に嫌悪感を抱いていたのですが、この本で救われました(´•̥̥̥ω•̥̥̥`)♡ 子育て中のお母さんすべての人に読んでほしいです♡♡2018/06/03
さく
20
子育て中であっても、自分が自分である、と思える時間が大切。自分の根っこを確認する時間。私は、本を読んでいる時間が、自分になれる時間だな。最後の、灯台のたとえが素敵だった。2022/04/30
りるふぃー
8
“シュタイナー教育って何だろう?“と軽い気持ちで手にとった本でしたが、とても心に響く内容でした。子どもと四六時中一緒にいると、なんだか二人で一つになったような、離れがたい心地よさに支配されてしまうのだけど、人はやっぱり、どうしたって一人なのだということ。愛するほど執着してしまうけれど、愛していても依存し合わないで、一人でしっかりと立っていられることが、結局は お互いの為なんだと思いました。あとがきの内容も、とても良かったです。 2017/11/12
もーちゃん
8
シュタイナーについて、というより人間として子どもとどう関わるか、みたいなお話だった。あとがきが良かった!ドーリスさん、あったかい人だろうなぁと思わせる。2014/01/14
mstr_kk
4
仕事のために読みました。シュタイナー教育入門というより、癒し系体験談といった内容です。育児に疲れている人にはよいのかもしれません。そういう意味では、参考になりました。2017/11/16