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教育をめぐる虚構と真実

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  • サイズ B6判/ページ数 402p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393332832
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0036

内容説明

学力低下、学校改革、ゆとり、いじめ、愛国心―教育問題から見えてくるのは、山のような勘違いだった?各分野の第一人者を迎え、時事問題から原理論まで縦横無尽に論じつつ、日本の教育をむしばむ真の元凶をあばく。

目次

第1章 “よのなか”科と地域社会―民間人校長はなぜ学校を改革できたのか(藤原和博;神保哲生;宮台真司)
第2章 教育改革の錯誤―学力論争の盲点(藤田英典;神保哲生;宮台真司)
第3章 ゆとり教育は間違っていたのか―ミスター文部省が語る本音のはなし(寺脇研;神保哲生;宮台真司)
第4章 いじめをなくす処方箋―子どもたちが直面する現実から(内藤朝雄;神保哲生;宮台真司)
第5章 誰も知らない教科書検定の正体―教育はいったい誰のものか(浪本勝年;神保哲生;宮台真司)
第6章 教育基本法や愛国人は隠れ蓑にすぎない―教育行政の闇をあばく(鈴木寛;神保哲生;宮台真司)

著者等紹介

神保哲生[ジンボテツオ]
1961年、東京生まれ。15歳で渡米。コロンビア大学ジャーナズム大学院修了。AP通信など米国の報道機関の記者を経て、1993年に独立、日米のテレビ局向けのドキュメンタリー制作に携わる。現在、ビデオジャーナリスト、日本ビデオニュース(株)代表取締役、「ビデオニュース・ドットコム」編集主幹、立命館大学産業社会学部教授

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年、仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学講師を経て、首都大学東京都市教養学部人文・社会系社会学コース教授

藤原和博[フジハラカズヒロ]
1955年生まれ。東京大学経済学部学卒業後、リクルートに入社、東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。ロンドン大学ビジネススクール留学後、同社のフェロー第一号に。2003年4月、杉並区立和田中学校校長に就任。2008年3月、任期満了で退任

藤田英典[フジタヒデノリ]
1944年生まれ。スタンフォード大学でPh.D.を取得。東京大学教授(教育学部長)を経て、国際基督教大学教授。教育社会学者。教育改革国民会議委員や中央教育審議会義務教育特別部会員などを歴任

寺脇研[テラワキケン]
1952年生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省(当時)に入省。広島県教育長、大臣官房審議官などを歴任し、文部省・文科省の顔として「ゆとり教育」を推進。2006年に退官し、現在は、京都造形芸術大学芸術学部教授、日本映画映像文化振興センター副理事長。映画評論家としても有名

内藤朝雄[ナイトウアサオ]
1962年生まれ。管理教育で有名な愛知県立東郷高等学校を中退。その後、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を経て、明治大学文学部准教授。社会学者

浪本勝年[ナミモトカツトシ]
1942年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て、立正大学心理学部教授。日本教育政策学会会長

鈴木寛[スズキカン]
1964年生まれ。東京大学法学部卒。通産省(当時)、シドニー大学、慶應義塾大学環境情報学部助教授を経て、2001年より参議院議員(東京都選出)、民主党「次の内閣」文部科学大臣、副幹事長、政調副会長などを歴任。現在、民主党教育基本問題調査会事務局長。また、NPO法人日本教育再興連盟代表理事、中央大学客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうきなかもと

8
今更ながら色々と改めて知ることになった話がたくさんあった。もっと早く読んでいればね。少なくとも十年前に読んでいれば、そこから十年は教育行政の流れは追えたかもと思った。それでもなお、今でも学ぶことはあったと思う。2021/05/03

tk

1
2008年の本にしてはそこまで古びてない気がする。2012/11/19

ftoku

1
「よのなか」科 面白そう2008/12/17

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