内容説明
日本人の生命観の根源にある「霊」。魂として、エネルギーとして、霊が現代になげかける問題とは何か。古代の儀礼から、スピリチュアルブームまでを検証する、好評シリーズ第七弾。
目次
第１章 「霊」あるいは「霊性」の宗教思想史
第２章 仏教における霊の問題
第３章 泉鏡花『草迷宮』と『稲生物怪録』
第４章 戦死者の亡霊と帝国主義
第５章 スピリチュアリティと現代宗教文化
対論 “霊”とは何か
著者等紹介
鎌田東二［カマタトウジ］
１９５１年徳島県生まれ。國學院大學文学部哲学科卒。同大学院神道学専攻博士課程修了。京都造形芸術大学教授
島田裕巳［シマダヒロミ］
１９５３年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員
田中貴子［タナカタカコ］
１９６０年京都市生まれ。広島大学大学院博士課程修了。甲南大学文学部教授
川村邦光［カワムラクニミツ］
１９５０年福島県生まれ。東北大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科教員。近代文化論
樫尾直樹［カシオナオキ］
１９６３年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部助教授。宗教学専攻（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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