出版社内容情報
誰もがかけがえのない今を生きるために。シュタイナーの統一的な全体像がわかる78の視点。魂を鍛え、毅然とした自己史を育む方途。
近代主義の論理の呪縛を解き放ち、かけがえのない個人の自由な精神と生きる意味を求めて語られる偉大な思索者の至言。シュタイナーの統一的な全体像がわかる78の視点。
【著者紹介】
(Rudolf Steiner)1861年生まれ、1925年没。1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。1912年、神智学協会を離れ、新たに人智学協会を設立。霊学的観点から新たな総合文化の必要を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法など広範囲に及ぶ。
目次
第1章 自我(根元の自我;タオ;一滴の朝露の光 ほか)
第2章 関係性(人智学の新しさ;魂の二双;人間の理想像 ほか)
第3章 共同体(人間、七つの存在部分;生命の矛盾;太古の女たちの生き方 ほか)
著者等紹介
高橋巖[タカハシイワオ]
東京に生まれる。1957年よりミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学び、その過程でシュタイナーの著書と出会う。1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとり、70年代からシュタイナーとその思想である人智学の研究会や翻訳の活動に入る。1985年、日本人智学協会設立
飯塚立人[イイズカタツヒト]
京都、宇治に生まれる。高橋巌著『神秘学講義』に出会い、シュタイナーを知る。地元の教育大学で教育思想を学ぶ。1984年より高橋巌人智学講座を受講。1989年より米国シリコンバレーでケアリングの倫理を学ぶ。帰国後、地元の短大で講師をつとめる。現在、日本人智学協会ウェッブページ担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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