キリスト教と近代の迷宮

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393323748
  • NDC分類 190.4
  • Cコード C0016

出版社内容情報

現代思想の尖端をひた走る社会学の鬼才と物理学出身の異色のキリスト哲学者が、西洋近代誕生の謎と現代日本の根本問題に挑む!現代思想の尖端をひた走る社会学の鬼才と物理学出身の異色のキリスト教哲学者が、西洋近代誕生の謎と現代日本の根本問題に挑む! 原罪が生みだした近代科学、キリスト教と資本主義の本当の関係、和魂洋才という嘘、日本人が敗戦を直視できないわけ、北朝鮮への対処法。歴史と思想の照応が生みだす真の洞察が、日本社会の歪な近代化への処方箋を示す。

大澤 真幸[オオサワ マサチ]
著・文・その他

稲垣 久和[イナガキ ヒサカズ]
著・文・その他

内容説明

現代思想の突端をひた走る社会学の鬼才と物理学出身の異色のキリスト教哲学者が挑む近代の謎。近代社会や科学の成立とキリスト教の複雑な関係を読み解き、安倍政治や北朝鮮など、いままさに直面する問題の根底にある日本の歪な近代化への処方箋を提言。

目次

第1章 キリスト教と近代の迷宮(アメリカ大統領選から見えてくるもの;アメリカのプロテスタンティズムの根源;アメリカ社会は底が抜けている ほか)
第2章 近代科学の魔力と哲学の逆襲(複雑系と目的因;複雑系の意味;近代科学とは何か ほか)
第3章 近代の呪縛と現代日本の責任(日本のナショナリズムと靖国神社;天皇イデオロギーとありえた日本;天地公共の実理 ほか)

著者等紹介

大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。千葉大学助教授、京都大学人間・環境学研究科教授などを歴任。個人思想誌『Thinking 「O」』(左右社)を主宰

稲垣久和[イナガキヒサカズ]
1947年、東京都生まれ。東京都立大学大学院物理学研究科博士課程修了。理学博士。トリエステの国際理論物理学研究所、ジュネーブの欧州共同原子核研究所研究員、国際基督教大学講師を経て、哲学に転向、アムステルダム自由大学哲学部・神学部の客員研究員として宗教哲学を学ぶ。東京基督教大学大学院教授。賀川豊彦シンポジウム実行委員。専門は、公共哲学・キリスト教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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amanon

4
確かに二章以降の主題がキリスト教から離れて、「あれ?!」という感じに。特に2章の主題は科学ということで、ちょっととっつきにくかったが、概ね興味深く読めた。ますます閉塞感と混迷度が増している昨今。目先の情報に囚われ、地に足のついた所から俯瞰的に物事を捉えることができる人間が少なくなっているからこそ、こういう議論が意味をもってくる。確かに、反論や突っ込みどころはあるだろうけれど、それでも物事をラディカルに見る事の大切さが多少なりとも理解できるのでは?個人的にはイチローが起こした革命についての言及が面白かった。2018/09/06

kuppy

2
おそらく文面よりも激しく議論を交わしている様子がうかがえる。近代の迷宮の章ではアメリカの顔色を見て国策が決められてしまう日本の異常性があぶりだされる。国としての初の敗北が太平洋戦争でありその傷跡は深く、いまだ戦後レジュームからの脱却が政治の俎上にあげられている。コロナ渦で五輪を強行してしまう政治判断もさもありなんか。 2021/07/14

ひつじねこ

2
前半は辛かった。必要なことなのだが、延々と並ぶヨーロッパやキリスト教の歴史に関する記述に、自分の知識のなさを実感しながら読んだ。でも何度も読んでおおまかな流れくらいは頭に入れておきたいとも思う。後半、それらの歴史を踏まえての現代社会の検討。おそらく前半が理解できなければこちらも表層的な理解になってしまうが興味深く読めた。日々実感するが、私たちの社会は歴史を蔑ろにしすぎる。歴史を踏まえて諸問題や未来の姿を眺めれば、もう少し選択が変わってきそうな出来事は実に多い。温故知新という言葉をかみしめて生きていきたい。2020/01/23

guanben

1
対談集。前半は超マニアックでついてゆけず、後半は床屋談義。残念。2018/06/12

Holly

0
こんなにかみ合わない対談集は初めて。 ベルリンの壁の崩壊過程を参考にした北朝鮮崩壊のシナリオは面白かった。朝鮮民族の納得のいく謝罪の在り方。2020/09/14

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