「自己」の哲学―ウィトゲンシュタイン・鈴木大拙・西田幾多郎

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323267
  • NDC分類 114
  • Cコード C0010

出版社内容情報

現代哲学・仏教・禅思想を縦横に用いて、人間が古来探求してきた〈自己〉の謎を解き、宗教や哲学の本当の意味を明らかにする。

内容説明

ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」、西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」、鈴木大拙の「即非の論理」、さらにブッダ、龍樹、臨済、大森荘蔵、聖書など、無数の思想の奥底にひそむ共通の核。人類が遙か古代より探究してきた「自己」の正体が明らかになるとき、宗教や哲学の本当の意味が開示される。

目次

第1章 真実の自己
第2章 縁起の世界―ウィトゲンシュタインの「言語ゲームの世界」
第3章 無我―ウィトゲンシュタインの「無主体説」
第4章 神―自己を超えたもの
第5章 仏教の原理―「絶対矛盾的自己同一」
第6章 真実の自己を求めて―「非即」の論理
第7章 宗教―「不如随縁且従容」

著者等紹介

黒崎宏[クロサキヒロシ]
1928年、東京に生まれる。1966年、東京大学大学院博士課程(哲学)修了。長く成城大学教授を務め、現在は、成城大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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村崎未夢

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ウィトゲンシュタインの言語ゲームを仏教の縁起と結びつける捉え方が斬新かつ興味深かった。しかし、どうにも分かりにくい点が多い。再読の必要がある。2016/08/20

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