セックス・アンド・デス―生物学の哲学への招待

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  • サイズ A5判/ページ数 308,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393323236
  • NDC分類 461.1
  • Cコード C0010

内容説明

人間の心理や道徳も生物学で説明できるのか。こうした問題に取り組むうえで必須となる生物学の論争や対立を整理、概念や論争を明確化し、我々の常識や価値観を揺さぶる思想的衝撃。

目次

第1部 イントロダクション
第2部 遺伝子、分子、生物体
第3部 生物体、集団、種
第4部 進化的説明
第5部 進化と人間本性
第6部 フィナーレ

著者等紹介

ステレルニー,キム[ステレルニー,キム][Sterelny,Kim]
1950年生。シドニー大学Ph.D.。現在、オーストラリア国立大学社会科学研究所、同大学マクロ進化・マクロ生態学センター、ヴィクトリア大学ウェリントンの教授を兼任。専門は、生物学・心理学の哲学、心の哲学

グリフィス,ポール・E.[グリフィス,ポールE.][Griffiths,Paul E.]
1962年生。オーストラリア国立大学Ph.D。現在、シドニー大学とエクセター大学の教授を兼任。専門は、生物学・心理学の哲学

太田紘史[オオタコウジ]
1980年生。現在、京都大学大学院文学研究科博士後期課程在籍、日本学術振興会特別研究員。専門は、心の哲学、科学哲学

大塚淳[オオツカジュン]
1979年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、Indiana University,Department of History and Philosophy of Science博士課程在籍。専門は近世哲学、生物学の哲学

田中泉吏[タナカセンジ]
1980年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、日本学術振興会特別研究員、京都大学文学部・龍谷大学経営学部非常勤講師、慶應義塾大学准訪問研究員。専門は生物学の哲学

中尾央[ナカオヒサシ]
1982年生。現在、京都大学大学院文学研究科博士後期課程在籍、日本学術振興会特別研究員。専門は生物学・心理学の哲学

西村正秀[ニシムラセイシュウ]
1972年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、滋賀大学経済学部准教授。専門は、近世哲学、認識論

松本俊吉[マツモトシュンキチ]
1963年生。現在、東海大学総合教育センター教授。専門は、科学哲学、特に生物学の哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

_pikopon

2
半分くらい遺伝子選択の話題で占められているかな。分子遺伝学と伝達遺伝学の懐かしい還元論争などもあり。2009/08/05

0
誰も読んでいないだろうけど一押しの生物哲学書、でも原作から邦訳まで10年の開きがあって、最新の学説からはズレている部分もあるらしい2017/01/30

yooou

0
☆☆★★★2009/09/08

たるとじい

0
生物学を学ぶ上で定義が難しいものや、曖昧なまま使っているものがあることに気づけて良かった。入門としては少し難しいかもなので、いろんな本をよんでからまた読み直したい2018/06/04

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