理性の限界内の『般若心経』―ウィトゲンシュタインの視点から

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323199
  • NDC分類 183.2
  • Cコード C0010

内容説明

縁起は言語ゲームである。真言は言語行為である。万物は言語的存在である。『般若心経』に凝縮された仏教思想の奥義を現代哲学が解き明かす。

目次

礼拝(ゴータマ・ブッダに対する語り手の礼拝)
序論(この世は空である―説法者である観自在菩薩についての紹介)
本論―観自在菩薩の教え始まる(色は空であり、であるからこそ、色が色でありうるのである;色は空に異ならず、空は色に異ならず;色は即ち空なり、空は即ち色なり;同様に、心も空である ほか)

著者等紹介

黒崎宏[クロサキヒロシ]
1928年、東京に生まれる。1966年、東京大学大学院修士課程(哲学)修了。長く成城大学教授を務め、現在は、成城大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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