現代哲学への招待
知覚のなかの行為

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  • サイズ B6判/ページ数 389,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323144
  • NDC分類 115
  • Cコード C0010

内容説明

知覚は受け身の何かではない。意識は頭のなかにあるのではない。さまざまな興味深い現象や実験結果を例にとりつつ、脳と身体と環境の相互作用のなかで、知識と思考を活用しながら私たちが能動的につくりあげていくものとしての知覚を全面的に主張する。

目次

第1章 知覚に対するエナクティヴ・アプローチ 序論
第2章 心のなかの画像
第3章 内容をエナクトする
第4章 エナクトされる色
第5章 内容におけるパースペクティヴ
第6章 経験における思考
第7章 心のなかの脳 結論

著者等紹介

ノエ,アルヴァ[ノエ,アルヴァ][No¨e,Alva]
1964年生まれ。1986年、コロンビア大学卒業。1988年、オックスフォード大学でB.Phil.を取得。1995年、ハーバード大学でPh.D.を取得。カリフォルニア大学サンタクルーズ校助教授を経て、現在、カリフォルニア大学バークレー校教授

門脇俊介[カドワキシュンスケ]
1954年生まれ。2001年より東京大学大学院総合文化研究科教授。2010年2月逝去

石原孝二[イシハラコウジ]
1967年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授

飯嶋裕治[イイジマユウジ]
1975年生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教。専攻は哲学・倫理学、近代日本思想史

池田喬[イケダタカシ]
1977年生まれ。現在、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」特任研究員。専攻は現象学・行為論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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知覚は探索行為。脳と身体と環境との間で進行する因果的相互作用に依存。世界志向的であり自己志向的。感覚-運動的な規則の把握のうちに生成的な把握が存在する。世界は、思考、経験どちらで捉えても本質的な差はない。2022/08/25

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