- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 哲学・思想
- > 構造主義・ポスト構造主義
内容説明
「脳」は科学的、哲学的、そして政治的存在である―。脳科学の圧倒的な進展がもたらした成果に磨き抜かれた哲学的思考が邂逅する時、心脳問題は、現代社会における政治的課題へと自らを開く―。「サイエンス・ウォーズ以後」を画期する、フランス現代哲学の新潮流。
目次
序論 可塑性と柔軟性―脳を意識するために
第1部 可塑性の活動範囲(決定と自由のあいだ;「三つ」の可塑性 ほか)
第2部 中央権力の危機(「大脳=機械」論の終焉;ニューロン人間と資本主義の精神 ほか)
第3部 「あなたはあなたのシナプスだ」(「シナプス自己」または「原自己」;「ロスト・イン・トランスレーション」―ニューロンから心へ ほか)
結論 生物学的オルター・グローバリズムへ向けて
日本語版インタヴュー わたしたちの可塑性をどうするか
著者等紹介
マラブー,カトリーヌ[マラブー,カトリーヌ][Malabou,Catherine]
1959年生まれ。パリ第10大学助教授。現在フランスで最も注目される哲学者のひとり
桑田光平[クワダコウヘイ]
1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科フランス語フランス文学専攻・博士課程。2004/2005年度フランス政府給費留学生として、パリ第4大学文学部博士課程留学中
増田文一朗[マスダブンイチロウ]
1977年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科フランス文学専攻・博士課程。2003/2004年度フランス政府給費留学生として、パリ第8大学フランス文学科博士課程留学中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ecriture
渡邊利道
きつね
GASHOW
大ふへん者