出版社内容情報
湾岸工事で磯の破壊屋だった潜水士の著者が精神世界と出会い、エコロジーにも目覚め海の環境を守る新たな事業を展開するまでを描く。
【著者紹介】
1949年生まれ。北海道出身。海洋プロダイバーとして、日本各地や世界の海に潜る。25年余りで潜水時間は延べ2万5千時間を記録。1980年に潜水工事会社「渋谷潜水工業」を設立。1987年にダイビングスクール「水中塾」を開き、その一環として御蔵島へのイルカ・ツアーなどを企画する。1989年からは「ダイビング活用研究所」を主宰し、現在に至る。海にかかわる種々の仕事を通じ、ダイビングが人間に与える可能性の大きさに気づき、それをライフワークとしている。現在は主に海の環境保護や藻場の再生などに尽力している。
内容説明
水中工事の第一人者として数多の海の開発事業に携わってきた著者が、あるとき海のいのちを感じるに至り、海の自然環境の保護と再生に取り組む生き方を始めるようになる。その心の軌跡を綴る。
目次
第1章 海との出会い―プロ潜水士という仕事(ダイビングと出会う;潜水学校で学んだこと;潜水士として大切なこととは ほか)
第2章 心の世界の探究―内観・感謝・水中塾(精神世界と出会うきっかけ;自己啓発セミナーにハマる;韓国で釣り鐘の引き揚げを手伝う ほか)
第3章 海の環境の保護と再生―海の森づくり(日本の海;国外の海;海の環境を保護し再生する ほか)
著者等紹介
渋谷正信[シブヤマサノブ]
1949年、北海道生まれ。大手電気会社に勤務後、1974年、プロのダイバーを養成する海洋開発技術学校入学。卒業後、潜水士として世界各地の海洋工事に携わり、1980年、(株)渋谷潜水工業を設立。現在、同社代表取締役。講演やセミナー、共同研究活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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