やまと言葉で“日本”を思想する

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393313008
  • NDC分類 121.04
  • Cコード C0012

出版社内容情報

「おのずから」と「みずから」という斬新な視点から、日本語の哲学の可能性を探り、「日本人の心のありか」を語る、注目の論考。

「おのずから」と「みずから」という斬新な視点から、やまと言葉への深い考察を通して、日本語の哲学の可能性を探り、あわせて「日本人のありか」を語る。

【著者紹介】
1946年、長野県生れ。東京大学文学部卒。東京大学大学院教授などを経て、現在、鎌倉女子大学教授。東京大学名誉教授。

内容説明

「日本語の哲学」の可能性を求めて、「おのずから」と「みずから」の「あわい」という斬新な視点から、やまと言葉の思索を通して、日本人の思想と感情を究明する画期的論考。

目次

1 願い、祈り、悲しむのは誰のことか―「ねがう」「いのる」「かなしむ」「いのち」「やさしい」
2 「魂にふれる」ということ―「たましい」「ふれる」「ふる」「つきぬける」
3 「わが心慰めかねつ」の思想構造―「なぐさむ」「しずめる」「すむ」「なりつく」「鎮魂・慰霊」
4 「花びらは散る 花は散らない」、再々論―「いたむ」「とむらう」「死者・生者」「大いなる「いのち」」
5 「さびしさ」と日本文化―「さびしい」「かなしい」「はかない」「幽玄」「なまめかしい」「かわいい」
6 日本語で「哲学」するということ―「日本語」「哲学」「思想」「かんがえる」「カタカナ用語」「擬音・擬声語」

著者等紹介

竹内整一[タケウチセイイチ]
1946年、長野県に生まれる。東京大学文学部倫理学科卒業。専修大学、東京大学教授などをへて、現在、鎌倉女子大学教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

45
言葉が腑に落ちる、ということはどういうことだろうか。我々は「慰霊」「鎮魂」などの言葉で死者を送るけれども、その一方で、「いのちをなぐさめる」「たましいをしずめる」とそれらをやまと言葉に置き換え、その形を思い浮かべ、そういうことかと自らを納得させているのではないか。本書を読み、そんなことを考えさせられた。本書の手法は前回と同じくするものであるが、「いのる」「いのち」「たましい」「すむ」等々、生きるということについて、より根源的な言葉が対象となり、我々が先祖から受け継いできた事柄の本質が明らかにされていく。2021/07/28

takao

1
ふむ2021/12/24

良さん

1
和辻哲郎の「最も日常的な、最も平俗な」「活きた言葉をもって」哲学せよという提言を承け、哲学的思索を試みた書。 【心に残った言葉】複合・雑種としての“日本語”において、ものごとを抽象的・客観的に捉えるあり方、つまり「理論的方面における発展の可能性」とはどう考えられるべきか、という問いは、グローバル化という国際化のはげしい今日、あらためて、われわれ自身の大きな問題として突きつけられている(190頁)2015/05/08

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